何光年

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  • 何光年ものかなた、はるかなジールタンの首都は、ちょうど早朝だ。 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』より引用
  • ショーン・コネリーからは何光年か距離があるけれど、とりあえず及第点は与えられる。 村上春樹『1Q84 BOOK1』より引用
  • 自立した女性とか、仕事を持って生きる女性というようなイメージを、現実というしがらみとどのように折り合いをつけていくか、というごく初歩的な段階の日本から見ると、アメリカの女性兵士たちは、比喩で言うなら何光年も引き離した前方にいると言っていい。 片岡義男『日本語の外へ(上)』より引用
  • 何光年ものかなたから、そのメッセージ・パイプを連邦基地九〇〇に呼びよせたアンテナに。 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』より引用
  • 何光年も離れた世界の空を投影した、偽物にせものの星空だ。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』より引用
  • その場所は遙か離れた空間と時間にあったが、銀河系の心臓部でおこった巨大なエネルギー爆発が、何光年もの距離を隔ててヴァナモンドをさし招いた。 クラーク『都市と星』より引用
  • 生まれた時から情報の瞬時伝達はもとより、何光年という距離すら情報化による瞬間移動で自由に行き来することを当たり前として来た大勢のジェヴレン人がたちまち身動きもできなくなった。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • ラインハルトの容姿は芸術的に洗練された造形美の極致であるが、このときの求婚は洗練からは何光年も離れていた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 09 回天編』より引用
  • どのような条件が重なったかはともかく、五隻のジェヴレン船は何光年もの距離を跳び越えたのみか、五万年の時間をさかのぼって、まだミネルヴァが存在する時代の太陽系に舞い戻ったのである。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • 現在のスピードで行けば、二時間ぐらいで〈海〉を横断できることはトムにもわかっているが、それでも、あらゆる救助の望みから何光年も離れたところに迷いこんでしまったような、そんな不安と闘わねばならなかった。 クラーク『渇きの海』より引用
  • 何光年もの距離を隔てて、ヴィザーとアッタンのブラックホール・プロジェクターが限られた時空の支配権を争った最後の数秒間に、はたしてそこで何が起こったかは誰にも想像し得なかったし、誰もがそれは永遠の謎であろうと見切りを付けていた。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • 幻想的なまでにいだ水面そのものよりも、何光年もの深さに映り込んでいる星の光に目の焦点を合わせる方がずっと簡単で、まるでプールの形に切り取られた夜空がそこにあるように見える。 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その1』より引用
  • もなく惑星を持った恒星がつきとめられ、ドーントレス号がそこからまだ何光年も手前にあるうちに、数隻の宇宙船が探知された。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ2) グレー・レンズマン』より引用
  • 何十分の一ミリメートル、何百分の一ミリメートルという微小な物体が、星の光に押されて、目に見えぬようなゆっくりした速度で、何光年、何十光年という距離を移動してゆくのだ。 三瀬龍『宇宙のツァラトゥストラ』より引用
  • 自分を抱きかかえ、正気を取り戻させようと必死に呼び続けるヘンリーの声が、何光年も遠くから聞こえるように思われた。 山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』より引用
  • きみが光速の枠組から切り離されたあとは、跳躍にふくまれている何光年かと同じだけの年月をさまようわけだ。 ハインライン『愛に時間を2』より引用
  • これは、何光年も離れたトライランド星とキャンベラ星にむけてあらかじめ発信された新知識の暗号化データをひらくために必要なのだ。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』より引用
  • 特に、そのあいだには、海軍と多数のほかのカプセル降下兵が、惑星への敵の増援を遮断するため、クモどもの宇宙圏へ何光年も入りこんでひっかきまわしているというのに。 ハインライン『宇宙の戦士』より引用
  • おそるおそるパーセプトロンに足を踏み入れたあの時以来、彼らは何光年もの距離を隔てた知覚伝送によってしかテューリアン人に接していない。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • 頭をたえず広大な惑星間の広がりの中に突っこんで、何光年も何億光年もの、それこそ超自然なくらいの無限の彼方かなたのことばかり考えている男だもの、この世の無限に小さい人生の雑事を鼻であしらったって、ごく当り前な話じゃないか。 ダイン/鈴木幸夫訳『僧正(ビショップ)殺人事件』より引用
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