何となく

全て 副詞
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  • 何となく人工的な感じのする点がこの池を有名にしているかと思われた。 寺田寅彦『雨の上高地』より引用
  • 何となく人工的な感じのする点がこの池を有名にしてゐるかと思はれた。 寺田寅彦『雨の上高地』より引用
  • たまに行って見ても子供達も何となくよそよそしい眼をするやうだった。 金田千鶴『霜』より引用
  • 小説を書いている人は部屋のなかまで何となく満ちたりた感じだった。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 自分の眼にもこの人の無頓着ぶりが何となく本物でないように思われた。 寺田寅彦『海水浴』より引用
  • 何となく彼は隣の家を出て、自分の家へ移って来たような思いをした。 島崎藤村『新生』より引用
  • 代助は何となく責任のある政府委員か弁護士を相手にしている様な気がした。 夏目漱石『それから』より引用
  • 代助は何となく責任のある政府委員か弁護士を相手にしてゐる様な気がした。 夏目漱石『それから』より引用
  • 何となく画家のうちにもおおよその見当を自分で発見して来た如くである。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • つまり偶然ぐうぜん出來事できごとには相違さうゐないのだが、わたくしなんとなく異樣ゐやうかんじたよ。 押川春浪『海島冒険奇譚 海底軍艦』より引用
  • さう思ひながらも、何となく胸がドキドキして、何う女君はするだらう。 田山花袋『道綱の母』より引用
  • 私は何となくお信さんの顔を見ることを避けずに居られなかつた。 加能作次郎『乳の匂ひ』より引用
  • 私は何となく不安になりましたので、家の外へ二三度出てみました。 小酒井不木『現場の写真』より引用
  • 皆な出発するという前の晩のことで、何となく家の内は混雑ごたごたしていた。 島崎藤村『家』より引用
  • それが彼には何となく、その高麗剣こまつるぎを抜けと云う相図のように感じられた。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 会社に行けば何となく上の方の人に神経も使わなければならない。 小野佐世男『恐妻家庭円満術』より引用
  • しかしまた一方で何となく不自然で人工的なものだという感じもする。 寺田寅彦『雑感』より引用
  • してみれば、ただ、門燈が何となく消えたというに過ぎなかったのだ。 織田作之助『夜光虫』より引用
  • けれどその時私は、何となく変だと思ったきりで、別に驚きもしなかった。 豊島与志雄『或る女の手記』より引用
  • 何となく話したら自分の方に同情してくれる人だという気がする。 伊藤野枝『わがまま』より引用
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