何と

全て 副詞
7,068 の用例 (0.01 秒)
  • 今では、何と云つても周子が自分にとつては一番身近くの者であるのか? 牧野信一『毒気』より引用
  • この準備には最も力を入れてはゐたが、何と云つても私には難關だつた。 久米正雄『受験生の手記』より引用
  • もとより何と何とを一対として考えるかは絶対的には決定されていない。 九鬼周造『「いき」の構造』より引用
  • 私達は四人で、何と言うことはなしに、その姿を見て手をって笑った。 水野葉舟『遠野へ』より引用
  • 私は何となしに、大変な大手術でもされるのではないかと恐れをのゝいた。 加能作次郎『世の中へ』より引用
  • 母がどんな挨拶を申したか、私が何と申したのか今全く覚えていない。 宮本百合子『坪内先生について』より引用
  • 数人の武士がその中にいたが、何と高手小手に縛られているではないか。 国枝史郎『生死卍巴』より引用
  • 彼女は何となしにそれについて自分にまで弁解がましいことを考えていた。 伊藤野枝『出奔』より引用
  • 観者が何と感じてくれてもそれは勝手であって画家の仕事はそれですんで行く。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • 何と人が思つても自分は村外むらはづれにされつ切りになつては居られない。 平出修『夜烏』より引用
  • あひだに立つて僕一人ひとりが、何と云つたつて、何をたつて、仕様がないさ。 夏目漱石『それから』より引用
  • 旦那様は御承知があっても、お銀様が何というかとそれが心配であります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 店に送り出した時はまるで夢のようで、その時自分は何と思ッていたのか。 広津柳浪『今戸心中』より引用
  • 何と云つたつて、皆に顔を見られるんだから、たまつたもんぢやない。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • その面色その態度を察するに、何とやらん言を構へて我を欺く如くなり。 森鴎外『即興詩人』より引用
  • とただそれだけで、私は苦笑するより外、何と答えていいか分らなかった。 豊島与志雄『或る素描』より引用
  • これが真実だと思つたことは誰が何と云つたつて聞かないんだ。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • たとえ仲間の者が何と云おうと私は最後まで真実を守って死ぬのだ。 宮本百合子『それに偽りがないならば』より引用
  • この室の中で一番目につくものは何と云つても立派なピヤノである。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 荒い雲のなかに 隱されてる月は、 深夜の灰色の都會を 何と見るか。 福士幸次郎『展望』より引用
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