何ぞ

全て 副詞
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  • ところが、何ぞ計らん、幾週間の後になつても何の通知も來ませんでした。 石川三四郎『浪』より引用
  • 何ぞ知らんや上杉軍は半里の前方に展開しているのであった。 菊池寛『川中島合戦』より引用
  • ところで人々は「では自己とは何ぞや」と改めて私に聴かれはしますまいか。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • こころみにおもちや屋の前に立ちて赤のまじらぬ者は何ぞと見よ。 正岡子規『わが幼時の美感』より引用
  • それを、何ぞや、われらが何とかすれば、その剣人たちを消してゆけると? 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • 何ぞわれら武門、いささかの功に安んじて、今、田宅を求めましょうか。 吉川英治『三国志』より引用
  • 第一の疑問は、韻律リズムとは何ぞや、韻文バースとは何ぞやと言うことである。 萩原朔太郎『詩の原理』より引用
  • 今の民権論者は、しきりに政府に向いて不平を訴うるが如くなるは何ぞや。 福沢諭吉『学者安心論』より引用
  • 妙信お前たちは山門の傍にいるはずなのじゃないか、何ぞの姿でも見えたというのか。 郡虎彦『道成寺(一幕劇)』より引用
  • 何ぞ心の中に心配事があって、わるい夢ばかり見ているようじゃ。 大嶽洋子『黒森物語』より引用
  • 日本の人にして日本の金を費し、かえって日本のために益をなさざるは何ぞや。 福沢諭吉『学校の説』より引用
  • 姉の方は、弟の身に何ぞ不首尾でもあったのではないかと、まずそれを心配した。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 鶴雄は「アメリカとは何ぞや」を持ったままカウンターの方へ寄って行った。 織田作之助『それでも私は行く』より引用
  • それを、右の怪異と何ぞかかわりがあるのではないか、とも思われる。 山田風太郎『忍法陽炎抄』より引用
  • 何ぞ知らん、すでに兵車の用意は先にできていたのである。 吉川英治『三国志』より引用
  • 自得する所あり 彼れが文章にかくの如く一種の味ある所以ゆゑんは何ぞや。 山路愛山『明治文学史』より引用
  • 美とは何ぞや、ということが分ると、精神病は相当抑えることができる。 坂口安吾『安吾巷談』より引用
  • 自然界に於てなほ此事あり、人間の心界何ぞ常に静謐せいひつなるものならんや。 北村透谷『「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ』より引用
  • いつか時節じせつたら、あなたにはきっとなん大事だいじのお仕事しごとさずけられますよ。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • 世のたとえにも何ぞといえば夫婦は二世と言うではないか。 岡本かの子『取返し物語』より引用
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