何か妖しい

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  • 何かあやしいものをふくんだ眼は、何を語りかけようとしているのであろう。 池波正太郎『秘密』より引用
  • 特に、あの眼に、何かあやしい魅力が感じられてならなかった。 西村京太郎『夜の脅迫者』より引用
  • そして、異様なというのは、その女も老人も、何かあやしいにじのような精気を発していることであった。 山田風太郎『柳生忍法帖(下)』より引用
  • ベールを透かして見るような、何か妖しい美しさがあった。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • だが、恵子の持つふんいきの中に、何か妖しい甘美なものがある。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • が、その自信を突き崩そうとするものにまじって、何かあやしい魅力を持ったものが、伊東のホテルから遠ざかり、いつも通りの世界へ戻ることを逡巡しゆんじゆんさせたのであった。 半村良『獣人伝説』より引用
  • こう思ってみれば、間左衛門の生前、夫久之進を訪ねて来た時に、自分を見つめる瞳の色に、何かあやしい執念のひそんでいたことが、今更の如く、まざまざと眼底に浮かぶ。 南條範夫『駿河城御前試合』より引用
  • しかし、それにしても、如雲斎の心をとらえる何か妖しい力が、田宮坊太郎の挙動にあった。 山田風太郎『忍法帖6 魔界転生 上』より引用
  • 例えば、そう、「水車館」で見た藤沼一成画伯の幻想画に通じるような、何か妖しい魅力が。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用