何かと考え

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  • 自身の体験を振り返り、家族の幸せの象徴は何かと考えた結果こうなった。
  • そういう意味で私自身は何かと考えてみると、妙なことに、口紅がそうである。 森瑤子『ジンは心を酔わせるの』より引用
  • 次の目標として、自分が楽しんで出来る仕事は何かと考えモデルの道に進む決意をする。
  • 何かとは何かと考えてみたが、何も浮かびっこなかった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター13 D-邪神砦』より引用
  • しかしそれでは現実とはいったい何かと考えはじめると、私の頭は余計に混乱した。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』より引用
  • 何かと考えなければならないと思うのだが、何を考えたらいいのか、山野には、わからないのだ。 西村京太郎『完全殺人』より引用
  • 今まで生きてきて、いちばん多く目を通してきた活字のジャンルは何かと考えてみると、もの書きのくせに書物ではなく、新聞だと確実にいえる。 灰谷健次郎『アメリカ嫌い』より引用
  • 教授はこの理由は何かと考えた。 森村誠一『精神分析殺人事件』より引用
  • 私はエネルギー・フィールドの専門だから、あの質量のある天を支えるエネルギーというものは何かと考えた。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 01 アの国の恋』より引用
  • 高等政策警察というのは何かと考えて見れば、要するに犯罪に対して、本来の警察の権限外に立って、取捨選択を行うことだ。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 壁に穴を空ける道具とは何かと考えて、それくらいしか思いつかなかった僕が描くように指示したわけだが、当然、それはあらかじめ知っていなければチェーンソーとは思えないような形状をしている。 谷川流『電撃!!イージス5 第01巻』より引用
  • 今度二十五周年記念号を出すので何か書くようとの懇篤こんとくな御すすめがありましたので何かと考えてみましたが右様の次第でありますからほとんど何も申上げる材料はないのでありますが、せっかくの御すすめでありますから、ただほんの少しばかり思い付いたことを申上げたいと思います。 寺田寅彦『書簡(Ⅱ)』より引用
  • この安堵感あんどかんの出所は何かと考えてみるに、早い話が俺は長門が中河でも誰でもいい、ほかの男とむつまじげに歩いている姿など見たくはないのである。 谷川流『涼宮ハルヒの動揺』より引用
  • 又「北極飛行」になりますが、あれをよんで、人間を育てるものは何かと考え、何か激しく求めて喘ぐような感情を経験しました。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • その印象とは何かと考えて見ると、具体的には火の光、松のあかしが燈蓋とうがいとなり、ランプとなりまたは蝋燭ろうそくとなり、数多い提灯ちょうちんの火となったことである。 柳田国男『年中行事覚書』より引用
  • まだまだ数え立てると限りもないが、要するにトドの詰まるところ文化生活の理想は何かと考えて来ると、彼等が学生や腰弁時代に口を極めて罵っていた、ブルジョアの金殿玉楼生活だという事になるようである。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
  • こうしてアンナは、彼の口にした残酷な言葉をひとつひとつ思いかえしながら、そのうえさらに、彼が明らかに彼女にいおうと思い、またいうことのできた言葉を、何かと考えだしてみて、ますますわれとわが心をかきむしるのだった。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(下)』より引用
  • N・F・Bの文字については、あれはただ無邪気ないたずら、というよりはむしろ、子供らしいいたずらでこれについて何かと考えめぐらすのははずかしいことである、むしろある点から見ればほとんど恥知らずのすることである、と公爵は考えていたのである。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • 何かと考えているのが、いやになる。 太宰治『春の盗賊』より引用
  • そこで、北京官話の語感で、あなたの『開高健』という名前の反語は何かと考えたのだ。 開高健『ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説』より引用