何かと気

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  • そんな人が自分のような妾腹の子どもにも何かと気を使ってくれるのだ。 C★NOVELS『創刊25周年アンソロジー』より引用
  • 母が何かと気をつかってくれても、こんどばかりは慰めにはならなかった。 ヘッセ/常木実訳『デーミアン』より引用
  • わたしでもついていれば、ねえ、また何かと気をつけて上げられるでしょう。 プーシキン/中村白葉訳『大尉の娘』より引用
  • では一番めは何かと気にはかかったが、聞かない事にした。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編04 夢の涯』より引用
  • それで、物淋しいようだが、一面また何かと気の紛れる折もあるのだった。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • もともと久枝を勤めに出すことは、何かと気がひけていたのである。 織田作之助『わが町』より引用
  • 聖二は、どういうわけか、姉である自分には何かと気を遣ってくれる。 今邑彩『暗黒祭(「蛇神」シリーズ最終巻)』より引用
  • アウラには以前、命を助けてもらったえんがあり、何かと気にかけてもらっている。 和田篤志『異世界の聖機師物語』より引用
  • オードブルが出始めた時に、デザートは何かと気にするような感じがしたからだ。 森瑤子『カサノバのためいき 世にも短い物語』より引用
  • この学校に来た理由は前校でのイジメであったため、本田は何かと気をつけるようにしている。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 05 5121小隊 episode ONE』より引用
  • 石津のことを何かと気にかけるうちに、妹をもったような錯覚に陥ってしまった。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 02 5121小隊の日常』より引用
  • とくに長男は女の先生で、休みがちな子供のために、何かと気をつかってくれる。 沖藤典子『転勤族の妻たち』より引用
  • それに次郎が何かと気を使って姫の機嫌を取ろうとしていることも、辨にはよく分っていた。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 文さんはいつも何かと気をつかって物をくれるのでありがたい。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • だが蒔は別居してゐるだけに何かと気にかゝるらしく、時々顔を見せるのも幾の様子を見に来るのであつた。 田畑修一郎『鳥羽家の子供』より引用
  • いかに大きな志を抱いて自ら望んで赴任してきたといっても、この地で女性一人で暮らすためには何かと気を配らなければならないことが山ほどあるのだ。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • ほんの二週間ほど前まで辻堂のあの家の八畳に寝ていて、何かと気をつかったり、私に戦局の話をしていたりしたのが嘘のような気持がする。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • 新顔の祐司を何かと気にかけてくれる人がいて、ここなら自分を丸ごと受け入れてくれる気がした。 江川紹子『私たちも不登校だった』より引用
  • 夕刻との境目に木々の間を歩けば、何かと気が紛れるだろうと彼は屋敷を出る。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • わたしも何かと気をつけてますから。 今邑彩『赤いベベ着せよ…』より引用
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