何かと好都合

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  • そのほうがお世話をするにも何かと好都合だったのでございます。 横溝正史『悪魔の設計図』より引用
  • 同じ招くなら、外国人より日本人のほうが何かと好都合ではないか。 川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』より引用
  • 子爵にも立ち会ってもらったほうが何かと好都合なので、その時期に合わせて設計案を見せにいくことに決めた。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • それよりも、天忠が日本語を解することを知って、大本営参謀としての自分の仕事に何かと好都合であろうと判断したことの方が大きかった。 山田風太郎『忍法流水抄』より引用
  • 長年、この設立のためわがことのように奔走してきたし、渡辺義雄氏にかわって三代目の日本写真家協会会長に選ばれたことも、何かと好都合だからである。 小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(8)』より引用
  • とくに男の子の場合には、レヴィやゴールドバーグの身内というほうが何かと好都合じゃないか。 セイヤーズ/井上一夫訳『毒』より引用
  • ま、それはとにかく妻を小樽に残しての単身赴任だったから、啄木としては何かと好都合だったろう。 西沢爽『雑学艶学』より引用
  • 進一の母親の志津子が普通のお嬢さん上りではなく、京都で舞妓だったというのも花街に出生の秘密を持つ雪絵のために何かと好都合に感じられた。 平岩弓枝『鏨師』より引用
  • そして彼等の勤め先をたずね、もとの同僚だった槻木トク子の行方をつきとめたりすることは、日本人であるわたしよりも、同国人である沈のほうが何かと好都合であるに違いないのだ。 鮎川哲也『死者を笞打て』より引用
  • 両人がそんな間柄であったから、検事は取調べに際して何かと好都合であったし、又探偵作家の殿村にとっては、犯罪事件の実際を見学する好機会となった。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • それでも、衛士の長が居れば何かと好都合だった。 三瀬龍『宇宙のツァラトゥストラ』より引用
  • その方が何かと好都合です。 黒川博行『二度のお別れ』より引用
  • あそこのほうが、何かと好都合だろう。 夏樹静子『紅い陽炎』より引用