何かと云ふと

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  • 褌とは何かと云ふと其当時の『軍衣』で今日の軍服に相当する。 米原万里『パンツの面目ふんどしの沽券』より引用
  • それでも、目にあまるので何かと云ふと廃嫡といふ言葉を口にするのだつたが、効き目はなかつたやうである。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • 何かと云ふと彼の女は、袂で顔を蔽うてしくしくと泣いた。 吉井勇『酔狂録』より引用
  • 先生は何かと云ふと激昂された、詞に角を立てた。 南部修太郎『猫又先生』より引用
  • 之は何かと云ふと、教育と云ふものは程度を定め、之れ以上進んではならぬと云つて、チヤンと人の腦膸を押へ附けることの出來ないものであるからだ。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • 何かと云ふとそれはかの平地を驅けつて來る汽車である。 木下杢太郎『少年の死』より引用
  • それで此の篆隸萬象名義と云ふ本は何かと云ふと、是は支那の字引の拔書であります。 内藤湖南『弘法大師の文芸』より引用
  • シヴアーリーと云ふものは何かと云ふと貴族に仕へて其貴婦人の前では跪いて禮儀をする、婦人を保護すると云ふことがシヴアーリーの役目であると云ふやうに段々盛立てられて、それが終ひには一變してゼントルマンの紳士道になつて來たのである。 竹越与三郎『日本の真の姿』より引用