体かく
全て
名詞
18 の例文
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長男のほうがおまえよりも体格がいいから、将軍になるのに向いている。おまえはひどく弱々しい。
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互に背を向け合って静に本を探している。小さい男の子の手を引いて体格のいい四十がらみの労働者が入って来た。彼は週刊新聞、『労働者生活』を三ヵ月分予約した。
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そうでなくて、どうしてあれほど体格差のある相手を投げられるだろう。
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装飾鏡のついたマントルピースが見えている。その前に、背の高い立派な体格の男が、こちらに背を向けて立っている。
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一人は真中に縛られ、大勢の者が左右に立っていた。いずれもガッチリした体格ではあるが、気の抜けたような顔をしていた。解説に拠ると、縛られているのは、露西亜のために軍事探偵を働き、日本軍にとらわれ、ちょうど今、首を切られて示衆となるところである。
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ジムはダニエルの方が背が高いと思っていたが、こうして見ると、同じぐらいの高さだ。体格が大きくなったからといって、みてくれが悪くなったわけではない。
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いかにして器械技術は発明することを得たるか。いかにして屈強なる体格を有する人民は社会を支配することを得たるか。いかにして緻密なる法律は生じたるか。
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あるものの皮膚は、緑色太陽系の住民のそれと同じく緑色であった。あるものは、地球の標準としては背が高く、均整のとれた体格であった。ただ頭部だけが異常である。
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博士は向こうの壁ぎわに、長く伸びて床の上に倒れていて、すこしも動かない。煙の中で動いている者は、博士よりもずっと大きな体格をもっていた。
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シラルムは倒れているモンスターに近づいた。オーガのような体格をしているが、全身は魚のような鱗に覆われている。水かきのある手足には、長い爪が生えていた。
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短髪に日焼けした顔、太い眉を片方だけ上げて、こぼれる歯はどこまでも白い。体格もよく、クラブに所属しているならそれはスポーツ系に違いない。
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コートの男はかなりの長身だ。がっしりとした体格をした男は、こちらに背を向けて立ち尽くしている。
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が、頭のほうはというと、完全にまんまるで、脳天はごく短かく刈った、薄い明色の髪で蔽われていて、縁も紐もない鼻眼鏡と、あまり太くない明色の軽く縮れた口髭と、片頬からこめかみへかけての、おびただしいこまかい決闘の創痕とが、顔を飾っている。なおこの紳士は申し分のない体格で、その動作は従容としたものだった。
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われわれの組合のマントはすべてかさばっているが、このマントは特にかさばっていた。なぜならわたしと交替した組合員は、大きな体格をしていたからである。しかも、黒よりももっと黒い煤色という色合いは、目で見た限りでは不思議なほど、しわや、ふくらみや、ひだをよく隠してしまい、ただのっぺりした黒としか見えないものである。
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手には、なにか包みのようなものを大事そうに抱えていた。背はそれなりに高いが、とても男相手に戦えるような体格には見えない。しかし彼女を取り囲む男たちの数は、六人。
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このときまで、ジムは自分の体には、なんの注意も払わなかった。アンジーがこの世界に移ってから、体格がよくなったとはわかっていたが。今、ジムはブライアンとくらべてみて、ブライアンの背かっこうが、成長期の少年ほどもないことに気づいた。
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灸は薬だからと、灸好きの祖母が許すので、疳癪もちの母は、祖母へ対して不服な時も、父へ対して不満なときも、子供の皮膚を焼いた。痩せた女の股ほどもある腕をもっている体格の、腕力の強い母親だった。ドサリと背中へ乗りかけられてしまうと、跳返すことなどは出来なかった。
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