伸び

全て 動詞 名詞
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  • 春が過ぎて夏が訪れ、秋にかかると伸びかかった枝に早くも実がなった。 富田倫生『パソコン創世記』より引用
  • 爪が伸びてきて三月前死んだ時の線が真中まで押し出されてきたのです。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 背は数センチ伸びたようだったし、身体つきもどことなく成長していた。 藤谷治『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』より引用
  • 右手にお母屋もやの一部が腕のように伸びていて、別棟べつむねのように見えていた。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • という言葉を残すと、三等室の中へすらりと伸びた姿を消してしまった。 織田作之助『土曜夫人』より引用
  • 実際それらは天に向かって伸びた無数の触手しょくしゅのように見えたものです。 芥川竜之介『河童』より引用
  • そこまで歩いて行き、外を見ていると、後ろから柴野の手が伸びてくる。 宇佐美游『調子のいい女』より引用
  • 傷は伸び行く力によって何のあとかたもなく消え失せたように見えた。 島田清次郎『地上』より引用
  • 三奈子さまは、一点から同じように左右に伸びた枝をでながら言った。 今野緒雪『マリア様がみてる 19 イン ライブラリー』より引用
  • 帆村の手が伸びて、下段の端に置かれてある小型の茶箪笥の扉を開いた。 海野十三『地獄の使者』より引用
  • こんな厚いものが、どうしてあのような速さで伸びていったのであろうか。 海野十三『怪星ガン』より引用
  • すると小間使は、伸びてゐた私の腕の先に木刀を握らせて引きさがつた。 牧野信一『天狗洞食客記』より引用
  • その意味では、出来るだけ複雑で皮肉で触角の伸びたものであってほしい。 戸坂潤『読書法』より引用
  • なるほど、これが戦場の跡に早くも種蒔かれた伸び行く日本の生活である。 岸田国士『北支物情』より引用
  • この分ではやがて博士の身体は、一里にも二里にも伸びてしまうかもしれない。 丘丘十郎『空気男』より引用
  • 光った棒のようなものが、下のほうからこっちへ伸びてくるとは何事であろう。 海野十三『怪星ガン』より引用
  • 高賓如は両手を差上げ伸びをしてから、冷かな批判の調子でいいました。 豊島与志雄『白塔の歌』より引用
  • それに其處では十月の半だといふのに、もう一寸も伸びてゐるのである。 若山牧水『樹木とその葉』より引用
  • 虎雄の背が少しびたようだと信夫はながめながら、じゃんけんをした。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • なぜなら、いきなり伸びてきた峻護の手が彼女のそれに重ねられたから。 鈴木大輔『おあいにくさま二ノ宮くん 01』より引用
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