伊達村任
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元禄8年7月7日、水沢伊達家5代当主・伊達村任が新設された支藩・中津山藩初代藩主に就任すると、この時点では村任に男子がいなかったため、翌8日に村任の甥にあたる吉之助が、形式的に一旦、祖父・綱宗の養子になった後で村任の養子となり、水沢伊達家6代当主となる。吉之助はまだ幼かったため、当面は叔父・亘理元篤が後見役として政務を取り仕切った。
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なお、一部にこの藩の名称を水沢藩とするものがあるが、これは藩主・村和が立藩直前まで水沢伊達家当主であったために、水沢伊達家領の俗称である「水沢藩」の名と、新規に立藩された正式な藩である「中津山藩」とを混同したものである。元禄8年6月19日、仙台藩第4代藩主伊達綱村は、水沢伊達家第5代当主であった同母弟の伊達村任に桃生郡中津山ほか3万石を分知して、新たに内分分家を立てることを幕府に申請する。
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