仮令

全て 副詞
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  • 仮令たとえどんなつまらない作品にも、何某の作ということが記してあります。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • 仮令たとえ参戦を求められても、決してこれに応じないという約束である。 中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』より引用
  • 仮令たといこれを一時の事と見ても、その影響はかなり永く後を引くおそれがある。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • 仮令たとい勧めないまでも、こんな事は本人の随意にすべきはずのものだからね。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • さすれば仮令たとへこのままするともすこしものこりはございませぬ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 63 20080623』より引用
  • 仮令へば同一事業に於てその夫の友として婦人の数が次第に増加してゆくではないか。 ケイ・エレン『恋愛と道徳』より引用
  • 仮令それが私自身のいろいろな到らない点にふれていることであったとしても。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • また仮令嫂が上京の費用等は彼の方で用意することを怠らなかったとしても。 島崎藤村『新生』より引用
  • 仮令たとえ発表しても、世間の同情がとっくの昔に彼等を離れている。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
  • 仮令ば性的理想主義者は恋愛を以て父母たることの唯一の条件なりと主張する。 ケイ・エレン『恋愛と道徳』より引用
  • けれども、僕の予感が狂わない限りは、仮令たとえ現象的に解決してもだよ。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • されば、仮令たとい今我に罪ありとするも、太子はやいばを加えることが出来ぬ筈だ。 中島敦『盈虚』より引用
  • さうだから自分じぶん仮令賢者たとへけんじやでも愚者ぐしやよそほつてをらねばならぬのだ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 68 20080623』より引用
  • 仮令たとえアベラアルとエロイズの事蹟じせきが一種の伝説であるというにしても。 島崎藤村『新生』より引用
  • しかし仮令たとい、先生の方で犯人に用がなくとも、若林先生の方では用があるでしょう。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 仮令たとえお前の生命いのちが長い長い恐怖の連続であろうとも、何故もっと無邪気な心をたないのだ。 島崎藤村『新生』より引用
  • 仮令、信じられぬような事実であっても事実は事実です。 浜尾四郎『悪魔の弟子』より引用
  • 公の病は仮令何人をして治せしめようとも、治すべきものではない。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 仮令たとえ母の生命いのちを奪ってまでも生きようとするようなその小さなものを実際人の力でどうすることも出来なかった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 仮令たとえ宇宙の外に逃げる事が出来ても魂が自分のものである以上、捕えた手はどこまでもいてくる。 夢野久作『暗黒公使』より引用
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