他人がましい

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  • それかといつて西洋風の芸術はどうしても他人がましい。 木下杢太郎『市街を散歩する人の心持』より引用
  • おれも今に返そうなどと他人がましい義理立てはしないつもりだ。 夏目漱石『坊っちゃん』より引用
  • まだ吐き出すべき激怒がたくさん残っており、しかもそのやり場に困って、彼はそれから三カ月以上も続けて、自分の娘に他人がましい冷ややかな口をきいていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 何を他人がましい、あなた、と肩につかまった女の手を、背後うしろざまにねたので、うんにゃ、愚痴なようだがお前にはうらみがある。 泉鏡花『註文帳』より引用
  • 八郎が剥身屋むきみやの親仁に軽く会釈をしたが、その語気いいかたは、故郷人ふるさとびとに対するしたしみぶりか、かえって他人がましい行儀だてだか、分らないうちに、ひさしを離れて、辻で人ごみを出る内儀と一所になった。 泉鏡花『卵塔場の天女』より引用