他に何等

10 の用例 (0.00 秒)
  • 悟性の自由をおいて他に何等の権威も根本的に云うとあり得ないと考えられる。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • こういう身分の人にも数学に達した人のあったのは、他に何等の目的があったとも考えられない。 三上義夫『文化史上より見たる日本の数学』より引用
  • 国家と教会とは他に何等の理想をも承認しない。 ゴールドマン・エマ『結婚と恋愛』より引用
  • しかもかくのごときはただこれ困窮のあまりでたことで、他に何等の煩悶はんもんがあってでもない。 泉鏡花『おばけずきのいわれ少々と処女作』より引用
  • そうすると他に何等の決定的な対策も残されていない。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • すると戦争は戦争の為の戦争ではなくつて、他に何等なんらかの目的がなくてはならない、畢竟ひつきやうずるに一の手段に過ぎないといふ事に帰着してしまふ。 夏目漱石『点頭録』より引用
  • 他に何等の手掛りもない事件であった。 橋本五郎『撞球室の七人』より引用
  • そして、その淋しさの原因を知っていながら、他に何等かの口実を探そうとしただけに、益々変に気を惹かれていった。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • なお、グレネード弾のうち、ライフルグレネードは小銃をランチャーとして使うものであり、このように、ランチャーが他に何等かの機能を兼ねている場合もある。
  • 朝夕灌水あさゆふくわんすゐおもむくに、如何いかなる嚴寒大雪げんかんおほゆきこういへども、浴衣ゆかたまとひ、草履ざうり穿うがつのみにて、何等なんら防寒具ばうかんぐもちゐず。 関寛『命の鍛錬』より引用