今さら

全て 副詞 名詞
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  • 妙子が少しも私に似た娘ではないことを私は今さらのように思い出した。 阿刀田高『猫の事件』より引用
  • もう産月に近いのだといふことを聞いて私は今さらながら驚天しました。 石川三四郎『浪』より引用
  • しかし僕は今さら、彼女と肉体だけの関係を再開するつもりはなかった。 乾くるみ『リピート』より引用
  • こうなる日を待っていたのだから、今さら恐れる必要はないわけである。 赤川次郎『霧の夜にご用心』より引用
  • 部屋の鍵を開けようとしているのに、今さら他人の振りはできなかった。 石田衣良『赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』より引用
  • おまえは花紫にも会っているんだから、今さらかくすこともねえわけだ。 南原幹雄『付き馬屋おえん暗闇始末』より引用
  • 今さらそこらの百姓女を相手にしろといっても、どうも気が進みません。 林真理子『本朝金瓶梅』より引用
  • 見たのが今さら残念なようなことを、私達が見ただけでもう十分だわ。 アプレイウス/呉茂一・国原吉之助訳『黄金のロバ』より引用
  • 農家のものの働きに今さら感心することが、おかしいことだと人はいう。 横光利一『夜の靴』より引用
  • だから今さらどうということもないように見えるのだと、武上は説明した。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • 誰もが今さらながらに、彼女が来ていたことに気がついたようだった。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • 葉子はだだっ子らしく今さらそんなことを本気に考えてみたりしていた。 有島武郎『或る女』より引用
  • 記憶の仕方に問題があったのかもしれないと、今さらながらに思った。 乾くるみ『リピート』より引用
  • デクは今さら一歩もアパートから出なかったことを発見した様子であった。 坂口安吾『街はふるさと』より引用
  • 私について彼のいったことに反駁しても今さらどうなるものでもない。 石原慎太郎『遭難者』より引用
  • 連行される前に誰にも連絡をしなかったことを、今さらながらに悔いた。 今野敏『宇宙海兵隊ギガース2』より引用
  • そんなあなたが、どうして今さら章太のことなんか気にするはずがあるの? 東野圭吾『レイクサイド』より引用
  • 今さらに一句一章を改竄かいざんしてみたところでどうしようもないようである。 北大路魯山人『現代茶人批判』より引用
  • 納得していたわけではないにせよ、それ自体は今さらろんずるにあたいしない。 鈴木大輔『おあいにくさま二ノ宮くん 01』より引用
  • 十五歳にしては出来過ぎていても、彼女に関して今さらおどろくことはなかった。 堀田あけみ『愛をする人』より引用
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