人事不省に陥り

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  • 急速に人事不省に陥って行くばかりで、意識が回復することもなかった。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • フローリングの床には、人事不省に陥った三人の黒服たちが転がっていた。 伊達将範『DADDYFACE』より引用
  • ゆきを見てもわかる通り、並の人間ならひと呼吸で人事不省に陥ってしまう。 菊地秀行『トレジャー・ハンター10 エイリアン魔神国 上』より引用
  • 時計を見ると、わずかに三十分間人事不省じんじふせいに陥っていたことが分かりました。 小酒井不木『塵埃は語る』より引用
  • まるで人事不省に陥ったかのように、時間がわからなくなった。 パトリシア・コーンウェル『検屍官』より引用
  • もっとも僕は一時人事不省に陥ったが気がついて見るとこの病院にかつぎ込まれて居たのだ。 小酒井不木『卑怯な毒殺』より引用
  • 感染症を防ぐ処置などがとられたが、翌日から高熱を発して人事不省に陥る。
  • 昨夜人事不省に陥って居た私は、其の警察署で保護を受けて居たらしいので有ります。 西尾正『陳情書』より引用
  • その晩から高熱が出て、丸二日二晩、人事不省に陥ったが、家では医者を呼ばなかった。 菊地秀行『幽剣抄』より引用
  • 彼は半ば人事不省に陥っていたが、いつも、そんな気がしていたということだけは今ここに誓ってもいいとさえ考えた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • 心臓が動いて居る間は、たとい人事不省に陥って居ましても、その人は死んだということが出来ません。 小酒井不木『人工心臓』より引用
  • 吸入器を奪われた二人はそれに打倒れて人事不省に陥った。 賀川豊彦『空中征服』より引用
  • 突如人事不省に陥った恋人のほうを見ようともせず、ネルは周囲を見回した。 菊地秀行『吸血鬼ハンター04 D-死街譚』より引用
  • しかも敵艦を撃沈した後には、人事不省に陥るほどのすさまじい衝撃と恐怖が待っているという。 福井晴敏『終戦のローレライ(上)』より引用
  • それから七日あまり、人事不省ふせいに陥っているあいだに、事実の詮議せんぎがすすめられた。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • 家政婦によれば、あの夜ロミュオーは連れ去ったのと同じ人物に送られて来て、その後人事不省に陥っていたとの事であった。
  • 昨日の大隈さんの葬式場日比谷で、佐藤功一氏が喀血して人事不省に陥った。 宮本百合子『日記』より引用
  • ぼくたちは艇をとび出して、水を渡って海岸の砂の上に馳けあがり、気のゆるみで二人とも、人事不省じんじふせいおちいった。 海野十三『恐竜艇の冒険』より引用
  • 寛弘五年4月には病のため人事不省に陥るが文慶阿闍梨の修法により一時回復し、喜んだ天皇は文慶を権律師に任じた。
  • 確かに放心状態だが、考えてみりゃ、乱暴されたりされかかったりで人事不省に陥るような殊勝な玉じゃない。 菊地秀行『トレジャー・ハンター03 エイリアン魔獣境 II』より引用