人事不省

全て 名詞
238 の用例 (0.01 秒)
  • けれども人事不省に落ちているらしい女性は眼を開く事が出来なかった。 松永延造『職工と微笑』より引用
  • 数時間前から感じていた人事不省の状態に圧倒されてしまったのだった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 急速に人事不省に陥って行くばかりで、意識が回復することもなかった。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • 四十度少しの熱で人事不省になった私の事を思えば命をとられるのも無理はない熱である。 宮本百合子『悲しめる心』より引用
  • 四十度五分の熱が二十八日に出て前後三四日ずつ四十度以上の熱が出て人事不省になったんだそうだ。 宮本百合子『日記』より引用
  • が、腦震盪を起して人事不省のまま二三週間生死の境をさまよつてゐた。 南部修太郎『死の接吻』より引用
  • かれはもうたくさんの水を飲んでいて、半分人事不省じんじふせいであった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • 彼は、人事不省で倒れていたとき、誰かに懐中時計を盗まれたそうである。 レマルク/蕗沢忠枝訳『西部戦線異状なし』より引用
  • しばらく人事不省だったが気がついてからも、二三日はわからなかった。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • フローリングの床には、人事不省に陥った三人の黒服たちが転がっていた。 伊達将範『DADDYFACE』より引用
  • だが、この四人が四人とも、この姿勢のままで人事不省におちいっていたのだ。 海野十三『宇宙戦隊』より引用
  • しかしその治療もむなしく、彼女はほぼ一週間、人事不省で眠りつづけた。 荒俣宏『帝都物語5』より引用
  • ゆきを見てもわかる通り、並の人間ならひと呼吸で人事不省に陥ってしまう。 菊地秀行『トレジャー・ハンター10 エイリアン魔神国 上』より引用
  • 彼を人事不省におとしいれた打撃も、脳に実際の損傷を与えてはいないようだ。 ハル・クレメント『一千億の針』より引用
  • また、精神崩壊を起こし人事不省になったカミーユの事を心配する描写も見られた。
  • しかし伯爵は非常な興奮状態におちいって、ついには人事不省のありさまとなった。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(下)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • 時計を見ると、わずかに三十分間人事不省じんじふせいに陥っていたことが分かりました。 小酒井不木『塵埃は語る』より引用
  • そう言ったと思うと、気を失って倒れ、しばらくのあいだは、人事不省になっていた。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • まるで人事不省に陥ったかのように、時間がわからなくなった。 パトリシア・コーンウェル『検屍官』より引用
  • あとで救出されたとき彼は全身を火傷して、すでに人事不省におちこんでいた。 開高健『青い月曜日』より引用
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人事不省 の使われ方