人一倍自尊心

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  • 人一倍自尊心の強さうな君に、金を貸せと云はせた僕にも、いくらか徳があるんだ、ねえ、さう自惚れさせてくれよ。 岸田国士『屋上庭園』より引用
  • かう見て来ると、われわれは日本人であるがために人一倍自尊心が強いわけではなく、人一倍強い自尊心が日本人といふものを作つてゐたやうに思はれる。 岸田国士『日本人とは?』より引用
  • そういう話は大体愚痴のように聞こえるものだし、それでなくとも人一倍自尊心の強い女たちの集まりだから、自分の弱味などさらしたくはないわけだった。 森瑤子『彼と彼女』より引用
  • 人一倍自尊心の強い信吉はさすがにそれを知っていたから、いそいそと上京して来た自分を内心軽蔑気味であったが、けれどやはり大阪にじっとして居られなかったのは、実はこんどの芝居は信吉にとっては、はじめての上演だったからだ。 織田作之助『夜の構図』より引用
  • 臆病でいながら人一倍自尊心の強い彼は、そうして恋を拒絶せられた場合の、気まずさ恥ずかしさが、何よりも恐ろしく感じられたのです。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用