人の嫌疑

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  • 事件以後数日を経るも、警視庁は一人の嫌疑者けんぎしやを挙げることもできない。 横溝正史『殺人暦』より引用
  • しかし、この二人の嫌疑者にも、その証拠となるべき充分な何物もなかった。 佐左木俊郎『仮装観桜会』より引用
  • 二人の嫌疑者に対して、彼の従来しばしば成功した心理試験を施そうと決心した。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • 二人の嫌疑が晴れると同時に、尼に対する疑いはいよいよ深くなった。 岡本綺堂『探偵夜話』より引用
  • これで四人の嫌疑者のうち二人までが同時に嫌疑の圏内から抜け出てしまった。 大阪圭吉『坑鬼』より引用
  • 今こうして指折り数えてみても、事件の解決されるまでには、七人の嫌疑者が警察へ挙げられている。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • それに、七人の嫌疑者が、いったいどの辺にいたかということも、実際の地点について知っておく必要があった。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • そして彼よりややおくれて、七人の嫌疑者は、それぞれ受け持ちの階段の下に立っていることにする。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • ただ、わかっているのは、この一カ月半のあらゆる捜索の結果、彼ら二人を除いては、一人の嫌疑者も存在しないということだった。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • それにもう一つ興味の深いことは、それら七人の嫌疑者の殺害動機というものが、みなそれぞれちがっていたことである。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • しかも四人の嫌疑者達は、工手の殺害が行われる間中確実に事務所へとじこめられて、一歩も外へは出ていない。 大阪圭吉『坑鬼』より引用
  • 四人の嫌疑者の中には、私を怨んでいるものと、私の無罪を信じてくれるものと、ふた通りあった。 夢野久作『ざんげの塔』より引用
  • 広場の事務所には、もう四人の嫌疑者達が、巡査と三人の小頭に見張られて坐り込んでいた。 大阪圭吉『坑鬼』より引用
  • 町のうわさを総合すると、結局、七人の嫌疑者のうちの大半が大江黒潮を殺したかも知れない動機を持っているというのだ。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • それに身の周囲まわりに気をつけて見ると、夜も昼も出歩いて女をあさっていた者が、急に家に引籠ひきこもっているのが、人の嫌疑を増すようにも思われて来たので、六日目のになってこわごわ外へ出た。 田中貢太郎『水魔』より引用
  • その後、日本を経由して1938年に渡米したが、敵性外国人の嫌疑をかけられて一時拘留された。
  • それからしばらく、警部と七人の嫌疑者のあいだには、なおいろいろの問答があったけれど、それらのことはすべて、諸君がすでに知っている事実の繰り返しに過ぎないからここに記述するのは控えよう。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • そういえば、そのときの黒潮の姿が、やがて、霧の天上に消えて行くと、さて七人の嫌疑者は別れ別れになって、自分のものと定められた階段の下へ行くことになった。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • 被害者に扮する大江黒潮と、探偵の僕、それに七つの階段から登る七人の嫌疑者と。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • 警部がこうして七人の嫌疑者をつかまえて、まるで雲をつかむような訊問をつづけているとき、ようやく検屍を終わった医者が、一挺のナイフを持って入って来た。 横溝正史『呪いの塔』より引用
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