人の一挙一動

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  • わたしは、今日からあの人の一挙一動に非常な注意をしはじめた。 平林初之輔『オパール色の手紙』より引用
  • 親切であるために人の一挙一動は断えず注意深い目で四方から監視されている。 寺田寅彦『田園雑感』より引用
  • たとえあの人が自分を重荷に感じたとしても、あの人は自分のそばにいるのだから、自分はあの人をながめたり、あの人の一挙一動を知ることができるからだ。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 人の一挙一動は、岩のようにがっしりしたところに根をおろしていたり、あるいは沼地のようにじめじめとしたところに根をおろしていたりするのだけれども、ある一点を超えると、その根っこがどこにあるのかまったく気にならなくなってしまう。 フィッツジェラルド・フランシス・スコット『グレイト・ギャツビー』より引用
  • 二人の一挙一動に眼をくばっていると、まもなく、かちっかちっと手錠のかかる音がした。 フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』より引用
  • また非常に物見高い性格であり、目と耳を働かせて、あらゆる場所で人の一挙一動をさぐり出そうとするくせがあった。 ルナール/辻昶訳『にんじん』より引用
  • 悪童たちは釣竿つりざおを放り出して、川洲の葦原から二人の一挙一動をまばたきもせずに見つめた。 川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』より引用
  • 頭を丸め黄色い衣を着る前の自分とあとの自分とは、中身は何にも変わっていないのに、自分に対するタイ人の一挙一動には、まるで別人に接するがごとき変化が生じている。 野村進『アジア新しい物語』より引用
  • 如何なる新色彩を脚色の上に施さむとするか、看客は汗手かんしゆして二人の一挙一動に凝視せり。 石川啄木『閑天地』より引用