人なつこい

全て 形容詞
304 の用例 (0.01 秒)
  • その顔を見ると人なつこいらしい赤い鳥は、突然頭を下げて叫び出した。 夢野久作『いなか、の、じけん』より引用
  • みつけたのは嘉助で声をかけると人なつこい笑顔になって近づいて来た。 平岩弓枝『御宿かわせみ 27 横浜慕情』より引用
  • 玄関ドアの覗き窓の向こう側には、畑山婦人の人なつこい笑顔があった。 柴田よしき『紫のアリス』より引用
  • 彼の微笑がひどく人なつこく見えるというのは女たちの一致した意見だった。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • 人なつこい彼はつねのように一人ではなく、大学の友人と一緒だった。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • 唇にいつもの人なつこい微笑を浮かべるのを省略して、カークは応じた。 ジェイムズ・ブリッシュ『09 明日への帰還』より引用
  • よし、この素朴な人なつこい村にずっといつまでも下宿暮らしをしよう。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • しかし硝子ガラス会社の社長のゲエルは人なつこい河童かっぱだったのに違いません。 芥川竜之介『河童』より引用
  • 威勢がよくて人なつこかった赤の動作がそれからそれと目に映って仕方がない。 長塚節『太十と其犬』より引用
  • 庭には、人なつこいツグミが彼から数歩のところの草の上で跳ねまわっている。 シムノン/長島良三訳『メグレと老外交官の死』より引用
  • 随分ずいぶんと人なつこいな、と思いながらみやこは試しに給水機のボタンを押した。 川上稔『AHEADシリーズ 05 終わりのクロニクル③〈上〉』より引用
  • ばかに人なつこい犬で、頭の方の半分にはコリイ種が混っているらしい。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • そのため、彼女のことを人なつこく開放的な性格だと思っている友人も多い。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • その人なつこい笑顔は、他人に本当の感情を読ませないための仮面なのだ。 柘植めぐみ/北沢慶/山本弘『妖魔夜行 穢された翼』より引用
  • その神さんの傍に鼻の黒子ほくろの眼につく可愛い女が、人なつこい顔をしていた。 田中貢太郎『変災序記』より引用
  • 結城はあの、誰にも抵抗できぬような人なつこい笑いをうかべていた。 栗本薫『真夜中の天使4』より引用
  • ミチルが人なつこかったのも、人間の愛情にえていたのかもしれないな。 森村誠一『悪魔の圏内(テリトリー)』より引用
  • 人なつこい猫だから、声をかけられれば足を止め、抱かれもしたのだろう。 阿刀田高『霧のレクイエム』より引用
  • だが話をしてみると、みんな人なつこくていい男たちなんです。 西村京太郎『浅草偏奇館の殺人』より引用
  • ブロンドで優しげな顔立ちをしており、人なつこい微笑を浮かべている。 パトリシア・コーンウェル『検屍官』より引用
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人なつこい の使われ方