交す

全て 動詞
456 の用例 (0.02 秒)
  • 何かここではないどこか遠い場所で、会話を交しているような気がした。 原田宗典『屑籠一杯の剃刀 自選恐怖小説集』より引用
  • 彼は曾恵子と話を交すことが出来たことだけで、満足し切ったのである。 山田風太郎『明治バベルの塔 -山田風太郎明治小説全集12』より引用
  • 少し言葉を交した後で、彼女はぼくにもう話すことがないと判断したのか? デュラス/三輪秀彦訳『ジブラルタルの水夫』より引用
  • 日のうちは二人とも用が多くて、言葉を交す折はほとんどありませんでした。 バーネット・フランシス・ホジソン・エリザ『小公女』より引用
  • いかにしてその手紙が交されたか、何が語られたかは永遠のなぞである。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • 二人が顔を合わせたら、そんな会話を交すぐらいのことが関の山である。 井上靖『星と祭上』より引用
  • しかもそはそはしたB達はそれ以上言葉を交すいとまを持つてゐなかつた。 田山録弥『犬』より引用
  • 然しお秋さんと言葉を交して別れなかつたことはどうしても遺憾である。 長塚節『炭焼のむすめ』より引用
  • この美しい私と話を交すことが出来るとは何といふ幸福な方でせう。 牧野信一『嘆きの孔雀』より引用
  • 館は十ほどあったが、その中で一番大きな館の中で酒がみ交されていた。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • わしはあなたが娘と交された会話が最後のものであって欲しいと思うのですよ。 ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • その間に、架山たちはシェルパの少年たちと何回も別れの挨拶あいさつを交した。 井上靖『星と祭下』より引用
  • 一体父と彼とは酒に酔つた時でない限り殆ど言葉を交さないのが習慣だつた。 牧野信一『熱海へ』より引用
  • そんなとき、柳田を入れて四人の間で話が交されたんじゃないかと思うね。 西村京太郎『寝台急行「天の川」殺人事件』より引用
  • 私が郵便配達手君と言葉を交したのは、これが、最初の、最後であった。 夢野久作『眼を開く』より引用
  • 男たちは口々に叫び交しながら、音をたてて流れる水に踏みこんできた。 川又千秋『天界の狂戦士』より引用
  • 人と人とが挨拶を交すとき、その言葉はすでに技術的に作られたものである。 三木清『哲学入門』より引用
  • 二人は、最初の言葉を交す時が近づいたのを暗黙のうちに感じていた。 モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
  • こうしているうちには誰れでも敵味方で二三言は言葉を交した。 久米正雄『競漕』より引用
  • 何方どつちも傍に人が居ぬかの様に、見向くでもなければ一語を交すでもない。 石川啄木『病院の窓』より引用
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