五臓六腑

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  • それはわたしの五臓六腑の奥底まで達したかのように思われたのです。 サド/大場正史訳『ソドムの百二十日』より引用
  • 腹の立つほど厚かましいその音に、五臓六腑ごぞうろっぷはとろけて行くようであった。 マン/高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』より引用
  • 口をつけると上燗じょうかんに出来上っている酒の香りが、五臓六腑にみ渡ります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • いまの火矢を見ただけで、向こうは胆はおろか五臓六腑をつぶしたろう。 山田風太郎『海鳴り忍法帖』より引用
  • また、肺は五臓六腑では最上位に位置することから、天を肺と取ってもよい。
  • 声は小さいが、五臓六腑ごぞうろつぷにひびきわたるほどの重さを持っていた。 つかこうへい『小説熱海殺人事件』より引用
  • 原穴とは、五臓六腑の病気に応じて反応が出るところある。
  • 一人の漁師がその鏡を覗いてみると、鏡の中には自分の骸骨と五臓六腑が映っていた。 駒田信二『中国怪奇物語(妖怪編)』より引用
  • 膀胱は,五臓六腑の一つに数えられ,かなり昔から,その存在が知られていた。 高橋長雄『からだの手帖』より引用
  • 単に土地のみでは無い、人の体もまた相応してゐるので五臓六腑は五大州に同じやうな形をしてゐるのである。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 2 20060303』より引用
  • 夢というのは五臓六腑の疲れなどと言うようにとかく受身のものと思われがちだが、訓練次第では意志的に夢を見ることも出来ない筈はない。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 五臓六腑のありさまは、毒蛇がわだかまっているのと同じである。 宮元啓一『日本奇僧伝』より引用
  • そう思うと五臓六腑ごぞうろっぷがデングリ返し的叛乱はんらんを起こしそうになる。 谷川流『涼宮ハルヒの消失』より引用
  • その輝きを五臓六腑ごぞうろっぷの流しものなどで汚すなど、剣士の流儀には存在しない。 奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd Brilliant Years』より引用
  • その死体は、なんと五臓六腑ごぞうろつぷが裏返しに体外へ露出していたらしい。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
  • たしかに、五臓六腑にしみわたる、栄養と美味をきわめた酒の味である。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • それが余の五臓六腑とか何とかいう知識とあまりかけはなれているので茫然としたことがある。 山田風太郎『姦の忍法帖』より引用
  • むかし九臓と称したものをいま五臓六腑などと区別しているが、これは後の人のまちがいであるという話なども聞いていた。 杉田玄白/緒方富雄訳『蘭学事始』より引用
  • 五臓六腑とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことば。
  • 五臓六腑うに沁み渡る、 芝居はともかくも、 この台詞せりふは音楽的である。 与謝野晶子『晶子詩篇全集拾遺』より引用
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