二つながら

全て 副詞
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  • みなし児であるおまえに、飯を食わせ、忍剣二つながらの修行もさせた。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • わが世界とひとの世界と喰い違うとき二つながらくずれることがある。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 二つながら衆を対手あいてとする時の刀法である。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • そうしてその独楽には二つながら、秘密らしいものがからまっている。 国枝史郎『仇討姉妹笠』より引用
  • ようやく彼は、自己と弟を二つながら手にしていた。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • ここでにくむべき男の口さえふうじることができたら、二つながら救われるのだ。 ドイル『ボスコム谷の惨劇』より引用
  • わが世界とひとの世界と喰い違うとき二つながら崩れる事がある。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • そして下層の美しい娘らはそれを二つながら持っていて、両方から耳に低くささやかれる。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 男が仕事と家庭とを二つながらなくてはならないものとするように、女も生活力のつよいひとにとっては、仕事も家庭もいる。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 而も自分にとつては二つながら、どちらも棄てることができない。 山村暮鳥『雲』より引用
  • 僕ははじめこそ、それを二つながら得たと思った。 浜尾四郎『黄昏の告白』より引用
  • 心を偽って書いているという印象を受けながらも、そのうそが説得力を持って訴えて来たのは、二つながら彼女の本心であったからだろう。 辻井喬『いつもと同じ春』より引用
  • もう一歩のところで生命を二つながら取りとめ、深い深い感謝を夢の心に湧立たせたのであった。 宮本百合子『南路』より引用
  • これらは二つながらにして、転勤を有効なものにしようとするものであり、夫のために犠牲になったとする思いから逃れるためのものだった。 沖藤典子『転勤族の妻たち』より引用
  • わたしはそれを二つながら失ったのじゃ。 サド/澁澤龍彦訳『恋のかけひき』より引用
  • しかしこの、主人の言葉は、やがて二つながら無になった。 杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』より引用
  • 何のことだ、どうせこんなことだろうと思って以前の電球を元の如く取り付けてみるとその球の線も二つながら切れていて光らないのだ。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • 要するに愛憎二つながらかかつてゐる冊子であるため、ついそばに置いて居るといふのが本当のところかも知れない。 岡本かの子『上田秋成の晩年』より引用
  • 自分が前に推賞した橋梁と天主閣とは二つながら過去の産物である。 芥川竜之介『松江印象記』より引用
  • それからまた、彼は生涯の二つの危機に際して相ついで自分を迎えいれてくれたものが、二つながら神の家であったことを考えた。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
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二つながら の使われ方