乾き

全て 動詞 名詞
1,745 の用例 (0.02 秒)
  • 何十時間もののどの乾きをいやすには岩を伝う水だけではたりなかった。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 少し乾きすぎたかなあと思った時には、一、二度、水を入れたりもした。 小泉英政『みみず物語』より引用
  • 走ったために喉が乾ききっていたので水が欲しくてたまらなかったのだ。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • 基地の長い塀が切れるとともに舗装が消えて乾ききった土の道になった。 日野啓三『あの夕陽』より引用
  • 寒さで乾ききって毛穴をしっかりと閉じた皮膚がほっと緩むのがわかる。 桐野夏生『OUT(下)』より引用
  • それから十日後、乾ききった夏の日の午後にぎんの荷物が戻されてきた。 渡辺淳一『花埋み』より引用
  • しかし、かわきすぎた扉はもう何年も開かれていないようにすら見える。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅲ』より引用
  • 八月に入ったばかりで空気は乾ききって、樹や草に水を欠かせなかった。 山本道子『ベティさんの庭』より引用
  • しかしどうかして空が曇るとたちまちに風が出て乾ききった道の砂を吹散ふきちらす。 永井荷風『すみだ川』より引用
  • 広い夏の白光の下で乾き上った砂漠が、彼の周囲で、後へ後へと飛んだ。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • 濡れたものなら乾きもするが、塩気をふくんだものはどうにもならない。 横溝正史『金田一耕助のモノローグ』より引用
  • この方の乾きの早いのは、すぐ傍にスチームの管が通っているからである。 久生十蘭『魔都』より引用
  • と自分で言っているのを聞き、口の中が乾ききっていることに気づく。 ギブスン『ニューロマンサー』より引用
  • 彼の皮膚は燃え、口は乾き、足はほとんど身体を支えられないほどだった。 ムアコック『この人を見よ』より引用
  • 国境の山々で最後の雪を落とすと、かわききって恭国きょうこく北部へと流れこんだ。 小野不由美『十二国記 08 図南の翼 小野不由美』より引用
  • あたりの空気は乾ききっているけれど、どこかに秋の気配があった。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • その間にもモニターからは乾ききった声で状況報告が送られてきた。 富野由悠季『機動戦士ガンダムⅢ』より引用
  • 車に乗ってからどれぐらい経ったか、絞り出した声は乾ききっていた。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • 洗ってまだ乾ききっていない髪を、彼は櫛を使ってポマードでまとめた。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • 陽が強いのですぐ乾きそうに思われたが、なかなか乾かないのである。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
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