乳臭い

全て 形容詞
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  • 味が全部牛乳臭くなったら具まで食べられなくなるんだって。 今野緒雪『スリピッシュ! 02 ―盤外の遊戯―』より引用
  • いいとしをしてあんな乳臭い女に夢中になるなんて。 横溝正史『幻の女』より引用
  • コートには、亜実の体のぬくもりと乳臭い匂いが残っている。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • 女王たちがいったいどのようなつもりでこんな乳臭ちちくさい子供をそばに置いたのか、ディーノにはわからない。 流星香『プラパ・ゼータ 2 天空の魔法陣』より引用
  • 枕頭まくらもとの方では、乳臭い子供のにおいをたずねると見え、幾羽となく集って来ていた。 島崎藤村『家』より引用
  • だが、この乳臭い遊び事に加わっているなかで、もっとも熱心なのはほかならぬ痘痕あばたの熊五郎であった。 北杜夫『楡家の人びと (上)』より引用
  • 乳臭いきれいな学生が一人、うように自分の空の杯をローレに差しだしてささやいた。 シュトルム/高橋義孝訳『みずうみ』より引用
  • 乳臭い小娘なので食指は動かないが、背中でも流させたらそれはそれで楽しいかもしれない。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 07 皆殺し編TIPS』より引用
  • しかし、彼女はやはり小さな乳臭い女学生にすぎなかった。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 部屋には、いくぶん乳臭いような子供の体臭が残された。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • それと共に、書物や友人との議論に目ざめさせられた私の頭は、乳臭いながら、若者らしいひたむきな考えにも浸ることができた。 北杜夫『マンボウぼうえんきょう』より引用
  • それは乳臭い若者たちを、近代兵器と圧倒的兵力に守られた戦線にかり立てるには多くの場合充分であった。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • それがいかにM子には甘ったるく乳臭く聞こえようとも、M子はそれをすぐ顔に現わすような女ではない。 有島武郎『生まれ出づる悩み』より引用
  • 乳臭い子供の匂いや、妻のムッとくる膚のにおいを探がした。 小林多喜二『蟹工船』より引用
  • 椎葉は美亜を膝にのせたまま、腰をあげ、その軽くて乳臭い躰を、ぽいとベッドに放り出す。 樋口有介『枯葉色グッドバイ』より引用
  • 不満の呟きがそちこちに起り、その中に私は、誰かの口から小声に言われた「乳臭い」という言葉をはっきりと聞いた。 プーシキン/中村白葉訳『大尉の娘』より引用
  • 不満のつぶやきが起こり、だれかが小声で、「乳臭い」というのを私ははっきりと耳にした。 プーシキン/高橋包子訳『スペードの女王・大尉の娘』より引用
  • アル、おめえはまだ乳臭いばかなところがあるぜ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • が、実際その乳臭い子は遊馬に饅頭をくれたのであり、その代償であるかのように青い前髪をにぎにぎして遊んだのだった。 松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』より引用
  • 度胸が据わっているのだろう、千早とはほとんど初対面であるはずの麗子まで乳臭い笑い声をあげていた。 佐藤大輔『皇国の守護者2 名誉なき勝利』より引用
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