中島久之
全て
名詞
2 の例文
(0.00 秒)
-
性別が違うのみならず、性格が従来作品の百恵とは正反対といってもいいほど変わっており、百恵演じる少女が「耐える」あるいは「耐え忍ぶ」をキーワードとするなら、本作の敏夫は「わめく」、「暴れる」というところで、品のいい大沢家や、その実家と呼べる音楽家一家の宮島家とは一線を画していた。そのため、前作から引き続いてレギュラー出演している中島久之は、前作では百恵の兄役、本作でも敏夫の義兄役と、似た立ち位置でありなおかつ「紳士的」で「品行方正」でありながら、前作では主人公の味方、本作では敏夫と敵対する役割となっている。ただし、宮島家の次女の夫・東山正彦などは紳士的な態度の裏で裏口入学を斡旋しているなど、必ずしも宮島家は全肯定される存在ではなく、敏夫の率直さとの対比となっていた。
...
-
キャスト陣は、男性では国広富之と松村雄基、鶴見辰吾が、女性ではいとうまい子と伊藤かずえ、堀ちえみが常連俳優として1980年代に主演していた。脇役は、男性では名古屋章、下川辰平、高橋昌也、松村達雄、坂上二郎、石立鉄男、梅宮辰夫、石橋正次、前田吟、中島久之が、女性では赤木春恵、梶芽衣子、原知佐子、松尾嘉代、松原智恵子、岡田奈々、松井紀美江、岡まゆみ、初井言榮が常連だった。音楽は、作曲家の菊池俊輔が大映テレビ作品の劇伴を多く手掛け、大映テレビ作品の常連音楽家となっていた。
...