並びない

全て 形容詞
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  • それはもう、主上のお姿、ご容貌の方が、並びなくご立派でいらせられます。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 微妙に縁起の悪い数字の並びなのが気になるが、しかし、そんなどうしようもないことにこだわっていても仕方がない。 西尾維新『傷物語』より引用
  • 女御として藤壺の宮の御寵愛ちょうあいが並びないものであったから対句のように作って、輝く日の宮と一方を申していた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 音楽家としては、立派な教師にもなり、機械製作者としては、並びない腕前を発揮なされた。 ボーマルシェ/辰野隆訳『フィガロの結婚』より引用
  • 天下に並びない智謀の持ち主で、軍師として神算鬼謀の限りを尽くした。
  • この劇の主人公である詩人シヤナアンは国に並びない詩人で、今までは王宮の会議に軍人や法律家とならんで国事を議する一人であつた。 片山広子『「王の玄関」イエーツ戯曲』より引用
  • 網代車のなかでの気負いは、将軍家康よりは、奥向きの権勢並びないと聞くその寵妾へ向けられていたのかも知れない。 堀和久『春日局』より引用
  • みこと日本国にほんこくにとりてならびなき大恩人だいおんじんであることはいうまでもなけれど、しかしころされた賊徒ぞくとになってれば、みことほど、にもにくいものはない。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • 国に並びないやんごとない人々が、自らの身体を使って労を割いているのに、李斎はそれを見守ることしかできないのだ。 小野不由美『十二国記 09 黄昏の岸 暁の天』より引用
  • 婆様の住いは中間ちゆうげん部屋の並びなんですけど、いってえいるのかいねえのか、生きてるのか死んでるのかもわからねえぐれえの、空気みてえな婆さんでね。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • さても、終りも始めもない唯一者、並びなき御方に、栄えとたたえあれかし。 佐藤正彰訳『千一夜物語 10』より引用
  • 世界に並びない博学といえど、船をあやつることにかけては一介の水夫にもおよばないのだ。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』より引用
  • ポロス自身は身長2mを越す巨漢で、勇猛並びない戦士であったとされる。
  • だが、ジャンヌの並びない権勢も、ついにかたむく日がやってきた。 桐生操『美しき拷問の本』より引用
  • それによって、環境から来る危険は増大したが、一方において人類は並びなき知性への道を拓き、やがては持って生まれた不利益を克服し、無防備の欠陥を補って余り・ある文明の進歩を実現したのである。 ホーガン『ガニメデの優しい巨人』より引用
  • 普段は家康の居する浜松にありながら、ときどき岡崎にいる嫡男松平信康の用も務めるようになり、両者の信任を得て権勢並びなき者となり増長した。
  • ヒルのみやこ楓別命かえでわけのみこといもうと紅井姫くれなゐひめ容色並ようしよくならびなき、今年十九ことしじふくはるむかへた美人びじんありけり。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 31 20080623』より引用
  • 権勢並びなき春日局の申し出を断ることはできず正就はこれを了承し、島田直時とは破談になった。
  • 王を除いては地上に並びない尊い身、下賤の者が捕らえ、粗末な生活をい、無礼な言葉を吐き、ましてや打つなどと言うことが許されて良いはずもない。 小野不由美『十二国記 09 黄昏の岸 暁の天』より引用
  • ですから、父王は何ものにもまさった、並びないご寵愛をもって、この王子を愛され、これをご自分の王国の王座のお世嗣よつぎに、お立てになりました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 02』より引用
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