世に

全て 副詞
3,651 の用例 (0.02 秒)
  • もし世に一分間の恋というものがあるとすれば、俺の場合はそうだろう。 浜尾四郎『彼が殺したか』より引用
  • その父が世にいないのをつけめに勝手なまねをしている叔父共なのだ。 吉川英治『平将門』より引用
  • 玄徳の人物もこの程度ならまず世に無用な人と観てしまったのである。 吉川英治『三国志』より引用
  • 世に八房と珍しい名で呼ばれる犬が八頭以外にあろうとは思われない。 山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』より引用
  • けれどもローマ哲学に見るべきものがなかったことは、世に定説がある。 三上義夫『芸術と数学及び科学』より引用
  • 唐の長安ちょうあん雲花寺うんげじに聖画殿があって、世にそれを七聖画と呼んでいる。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 歴史上の事実としては明らかなる証拠を世に伝うることは必要である。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • ひそかに見ばや、小親を置きて世に誰かまたこのおんの調をなし得るものぞ。 泉鏡花『照葉狂言』より引用
  • この意味において著者が前篇だけを世に公けにするのは余の賛成する所である。 夏目漱石『『煤煙』の序』より引用
  • それに私にしても必ずしも彼女を世に言う悪妻だと思っていたわけではない。 福永武彦『海市』より引用
  • 彼れは詩人として生れたり、彼れは詩人の骨を有して世に出でたり。 山路愛山『詩人論』より引用
  • 世に愛をいだく人がなかったならば、太陽も消えうせてしまうであろう。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • これが世に言う憑依現象であり、その歴史は聖書の時代にまでさかのぼります。 大槻ケンヂ『くるぐる使い』より引用
  • ただその物名のみにても、ことごとくこれを知る者は世にあるべからず。 福沢諭吉『文明教育論』より引用
  • 世に小説家は多くいるが、文章家と呼べる作家は多くないと私は思う。 岡本綺堂『岡本綺堂伝奇小説集其ノ一 玉藻の前』より引用
  • 此等の人々の研究調査の結果は數囘の報告書となつて世に公にされた。 桑原隲蔵『紙の歴史』より引用
  • 世に恋人と呼ばれる夢遊病者らはかくのごとくして日を過ごすものである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 彼は壁の片すみに、世に最も平和な一枚の紙がはってあるのに目を止めた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • それでこそ私がこの本を世に送り出した甲斐のあることを感じるのだ。 室生犀星『抒情小曲集』より引用
  • 相手は確実に話題作を世に送りつづけている著名な女流作家である。 上坂冬子『おんなの一人旅』より引用
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