不断草
全て
名詞
10 の例文
(0.00 秒)
-
そういう空気の中ですが、けさは小さい畑にホーレン草の種子をまきました。あしたの朝は不断草というのを蒔きます、朝の落付かない時間の仕事にいいし。
...
-
甜菜やテーブルビートとは同種。ホウレンソウに似ているが比較的季節に関係なく利用できるので「不断草」とよばれる。「恭菜」という表記もある。
...
-
おとうさんがすいとんをつくってくれました。僕のつくったふだん草をすいとんに入れました。いつも丈夫なおかあさんがおやすみなので、僕たちはちっともたのしくありません。
...
-
パンはとてもおいしくて、一口食べると舌のなかにつばきがあつくなるような気がします。ふだん草のお汁と、小さいいわしの焼いたのがあって、とてもにぎやかな食事です。おとうさんはごはんがすむと、「ああくたびれた」といって、 「静子、お前、あとかたづけをたのむよ」 とおっしゃいました。
...
-
起きて、朝飯たべて、それから二人で畑ごしらえをしました。この娘さんは畑の畦を切り、わたしは去年の秋からこしらえてあった肥料をかけ、又土をかけ、小松菜やふだん草やを蒔きました。種が余りよくなくて自信ないけれども買いに行っていると、きょうのことにならないから、蒔いてしまいました。
...
-
-
昨年の収穫が、まったく手のつかないままになっている。のび放題のぶどうのつるは、蛇のように地上をはいまわり、刈らないで放置されたとうもろこしの穂軸は、石のように固くなっており、ふだん草や砂糖大根は、異常発育して、でっかい木のこぶのようになっていた。百姓たちは、彼我両軍を、どんなにか恨んでいたことだろう!
...
-
打ちのめされた田辺村議は、しばし顔を上げず、蒼白な薄ぺらい唇をわなわなと震わせていた。それから一週間ばかりたったある日のこと、田辺は作業服を着て古い帽子をかぶり、下男といっしょに家の裏手の野茶畑で春蒔野菜の種子や隠元豆、ふだん草、山芋などを蒔きつけ、さらに、トマトや南瓜の苗を仕立てるための苗代ごしらえをしていた。おいおい彼自身も村夫子にかえって野菜作りから麦小麦、やがて田起しまでやる覚悟だったのだ。
...
-
ふだん草が、こないだから、こら、こんなになっちもうから、へんだと思っていたら、油虫を蟻がかついで来ちゃ、取りつかして食わしている。
-
一方、からし菜、京菜、せり、よもぎ、はまちさ、ふだん草、ふきなど、あくの強いものは、真水でゆでたほうがあくがよくとれます。食塩を入れると、あくの出る割合が少なくなり、好ましくありません。
...