不撓不屈

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  • まったくこの執拗さは不撓ふとう不屈というべきだ。 宇神幸男『消えたオーケストラ』より引用
  • けれどもファリド王子は、これらの声に気をらされることなく、不撓不屈に昇りつづけました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 07』より引用
  • またしても奇策縦横、不撓不屈の巨盗のためにおとしいれられてしまったのだ。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(下)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • 信長の不撓不屈ふとうふくつの征討戦に手を焼いた反対勢力は、手を替え品を替えて、信玄の中央進出を慫慂しようようした。 池宮彰一郎『本能寺(上)』より引用
  • しかし印度にもガンジーの如き英雄があって、なお特別の戦術により、不撓不屈の運動をなして居る。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • そして、不撓不屈ふとうふくつの死が、その犠牲を若者にも老人にも割り当てている前で、死にいどむ彼等のはげしい貿易熱は、また哀れでもあった。 コンラッド/蕗沢忠枝訳『ロード・ジム(下)』より引用
  • この不撓ふとう不屈の『アンナ・カレーニナ』へのチャレンジ精神は、どこからきているのか。 野田秀樹『おねえさんといっしょ』より引用
  • 戊辰戦争と第二次世界大戦の二度にわたって市街は壊滅的被害を受けるが、不撓不屈の精神により復興を遂げ、現在に至る。
  • それはすべての優雅さや魅惑とは無縁であり、美や、品のよさにもほとんど欠けているが、感情の一貫性や、不撓不屈ふとうふくつの目的という点で賞讃に値する場面だった。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 挑戦し、諦めないという不撓不屈の精神は予科練で培われ、その精神で航空機関士の勉強を耐え、そこで得た技術がチューナーの原点であると述懐している。
  • 相手は勝手に陣取った椅子に頑としてかけたまま、不撓不屈の顔つきで『ちゃんとここに』の長所をほめ上げている。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅡ』より引用
  • いかなる不撓不屈ふとうふくつの精神の持ち主でも、ツメをはがされただけで、大声で泣きわめくことになる。 山田正紀『崑崙遊撃隊』より引用
  • ローマ帝国建設の意識の前には、ストイックな不撓不屈の道徳が前提になっていて、これという来世観の深まりは見られないからだ。 ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第一部) 地獄篇』より引用
  • わたしが語っているのは、別の種類の慎しさ、懲罰をあたえればただちに反応する、不撓ふとう不屈の慎しさである。 レアージュ/澁澤龍彦訳『O嬢の物語』より引用
  • 紙数の都合上、ここに順次日を追って、リチャーズ社及びモーンセル社から作品の改筆、削除せよとの不当な干渉を受けた経緯を述べ得ないのは残念だが、八年半にわたって最後の勝利を得るまで闘い抜いたジョイスの不撓不屈の信念と意志力はまさに驚くべきものがある。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 彼は不撓不屈の精力で、専心この山の開鑿に従事した。 木下尚江『政治の破産者・田中正造』より引用
  • ミシシッピーの河畔かはんから出発して、ロッキー山脈西がわの傾斜地けいしやちにいたるまで、彼らはおよそ歴史上にもその比を見ない不断の不撓不屈ふとうふくつさをもっておし進んだのである。 ドイル/延原謙訳『緋色の研究』より引用
  • そのとたん、何千というほど広く散らばっていた惑星のことや、それらの惑星に手をのばして、つかみとった不撓不屈ふとうふくつの、あらしのような生活のことが、郷愁にも似た、溌剌はつらつとした記憶をよみがえらせた。 ヴォクト/能島武文訳『宇宙船ビーグル号の冒険』より引用
  • こうしてトローイッツェ・セルギエフ修道院は、ロシアにとって愛国心や不撓不屈の精神力の代名詞とも言うべき存在になっていった。
  • しかしその優雅な外貌のかげには、一種の攻撃的な峻烈さと、不撓不屈ふとうふくつ容赦ようしゃせぬ力とが、やどっていた。 ダイン/瀬沼茂樹訳『カナリヤ殺人事件』より引用
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不撓不屈 の使われ方