不承不承にうなずい

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  • と本田は不承不承にうなずいてわらったが、結局は、社長のいうことなら聞かないではすまないことではあった。 水上勉『木綿恋い記(下)』より引用
  • 利彦は憎悪と怒りにかがやく眼を、耕助のほうにむけながら、不承不承ふしょうぶしょうにうなずいた。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • これに対して万蔵は、いまのところ四人目は要らぬとしりぞけかかったが、さらに丈馬が、もし許されないならば、そもそも自分がなんのために朝国家に入ったのか意味がないし、またこの実験を経ずしては将来の研究にもさしつかえがあるというに及んで、不承不承にうなずいた。 山田風太郎『忍法陽炎抄』より引用
  • 妻になだめられて、波多野は不承不承にうなずいた。 森村誠一『致死家庭』より引用
  • 義輝よしてる旅中りよちゆうのことや、坂本さかもとの旅館のことを話題にして、うちとけた話しぶりを見せていたが、近侍きんじの者がなにやらうしろから言うと、にわかに暗い顔になって、押し問答しているようであったが、不承不承ふしようぶしようにうなずいて、こちらを向いて言った。 海音寺潮五郎『天と地と(五)』より引用
  • 夫は、不承不承にうなずいた。 沖藤典子『転勤族の妻たち』より引用
  • パーカーは不承不承にうなずいた。 クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』より引用
  • 女帝は不承不承にうなずいた。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • 惣之丞が不承不承にうなずいた。 二宮隆雄『海援隊烈風録』より引用
  • リックは扇をすくめ、不承不承にうなずいた。 ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』より引用