下る途中

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  • いずれも、やなから、中の河内ごえして、武生へくだる途中なのである。 泉鏡花『栃の実』より引用
  • 鬼岳を下る途中エホーと声をかけてみますと案外にもザラ峠から返事がありました。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 京に上がって来た旅人なら大津泊まりもあるが、下る途中で大津に宿を取るのは女や子供連れしかない。 高橋克彦『火城』より引用
  • 細く入り組んだ石畳の道を駐車場へ向かって下る途中に、古びた小さな教会がある。 片山恭一『雨の日のイルカたちは』より引用
  • 岡山藩主池田継政は参勤交代を終えて東海道を下る途中、当寺に白隠を訪問した。
  • 山を下る途中、前方がひらけて海がみえて来た。 平岩弓枝『千姫様』より引用
  • 途中小屋に立ちより五色滝を過ぎ、青木湯に向って一気に下る途中二、三の登山者に出会った。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 鷲羽岳を下る途中私はちょっと辷って尻尾の根を打ち小屋へ着いてからも痛くて困りました。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 下る途中に、見あげた時、羽生の姿が二度見えた。 夢枕獏『神々の山嶺 下』より引用
  • 翌日、湯俣小屋をたたんでO町へ下る途中でのことである。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • 雄山を下る途中四高の連中が登ってきました。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 右の低い亭へ下る途中にサイレンが出来ている。 竹内好『近代の超克』より引用
  • 谷の深い木立ちの中で鳴き立てるひぐらしの声を聞きながら山路を下る途中、新兵衛しんべえはふと、と思った。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • ニーナ嬢にぶつかったのは、石炭庫へ下る途中の通路であった。 海野十三『爆薬の花籠』より引用
  • アーヴィンが、このピッケルを落としたのは、登る途中であったのか、下る途中であったのか? 夢枕獏『神々の山嶺 上』より引用
  • 氷川坂を下る途中に小さな日用品店があった。 松本清張『空の城』より引用
  • 河西は乗り合わせた舟中で宮本の父と口論となり、その命を奪ってしまった者であったが、その後、僧となるために江戸へ下る途中であった。
  • 傍の小山に上って下る途中、重そうに鉄材をモッコにぶら下げた四、五人の少年に逢う。 山田風太郎『戦中派不戦日記』より引用
  • チェリーラインを下る途中であったとすれば、恵理は「もう一つの約束」を果たして帰途にあったのであろう。 森村誠一『日蝕の断層』より引用
  • その名は、ロレンスたちがローム川を下る途中とちゅう、あれこれ頭をなやませた紙に書かれていたジーン商会の帳簿ちょうぼをつけていた人間の名前だ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅷ 対立の町<上>』より引用
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