上手

全て 名詞
9,136 の用例 (0.02 秒)
  • あなたはとてもピンポンが上手で、それだけ汗塗あせまみれになってやっていた。 田中英光『オリンポスの果実』より引用
  • 上手じょうずなカリカチュアは実物よりも以上に実物の全体を現わしているから。 寺田寅彦『自画像』より引用
  • だが奴が級友なかまの間でも色彩いろの使ひ方が上手でね、活きた色彩を出すんだ。 石川啄木『鳥影』より引用
  • この波の中に、彼は決して、処世には上手な人であったように思われない。 吉川英治『随筆 宮本武蔵』より引用
  • あまり上手でない人や、遠くへいけない人は村からあまり遠くない町へいった。 新美南吉『最後の胡弓弾き』より引用
  • 印度の貴族の娘に生れましたが、私は幼い時から舞が大変上手なのでした。 牧野信一『嘆きの孔雀』より引用
  • 彼も亦上手に人の書いたものを利用して自分の著述になるやうに排列した。 内藤湖南『支那目録学』より引用
  • 源太郎は自分よりも上手な煙草の吸ひやうを感心する風で姉の顔を見つめてゐた。 上司小剣『鱧の皮』より引用
  • 其上に音楽なりものがお上手で、ピアノとかは専門家しやうばいにんに負けないお伎倆うでまへださうだ。 内田魯庵『犬物語』より引用
  • 結果からみれば博士が少し上手うわてだということになりそうだった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • 彼女は上手うわてに出るのをやめて、こんどはいろいろ尋ねるようになった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 僕は大へんに上手なのですから、今からやつて見せて上げませう。 牧野信一『首相の思出』より引用
  • 二人は忠実な自分の時計をすらお上手なしには報告出来ないのだ。 薄田泣菫『茶話』より引用
  • 上手な弁護士ならこれ等の点を捕えて、巧みに論破してしまうでしょう。 三上於菟吉『白銀の失踪』より引用
  • 食パンばかりは同じ原料を使っても上手と下手とで大層な味が違います。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 十七八の娘でもあるまいし、私は逃げる道を上手に心得ておりまする。 林芙美子『放浪記(初出)』より引用
  • 町では誰一人、お婆さんの繍とり上手を知らないものはありませんでした。 宮本百合子『ようか月の晩』より引用
  • 珠算が子供の時から上手だったことが、大変助けになったと云われている。 戸坂潤『日本の頭脳調べ』より引用
  • おとこは、とりくことや、象眼ぞうがんをすることが上手じょうずでありました。 小川未明『あほう鳥の鳴く日』より引用
  • 自殺はいくら稽古けいこをしても上手にならないものだと云う事をようやく悟った。 夏目漱石『坑夫』より引用
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