三昧塚古墳
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古墳域は1990年に行方市指定史跡に指定され、出土品は2018年に国の重要文化財に指定された。現在は墳丘復元を伴う史跡整備のうえで三昧塚古墳農村公園として公開されている。古墳の規模は次の通り。
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また石棺付近には木製の収納施設があり、こちらからも武具・馬具類が出土している。この三昧塚古墳は、墳丘・埋葬施設・副葬品・埴輪等より古墳時代中期の5世紀中葉-後半頃の築造と推定される。被葬者は明らかでないが、霞ヶ浦を地理的環境を利用して治めた有力首長と想定される。
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また薄板の接ぎ目は鋲止めしてある美しいものである。これは滋賀県高島郡高島町鴨稲荷山古墳出土の冠帽によく類似し、茨城県行方郡玉造町沖洲三昧塚古墳出土の例から、その豪華な様を想像することが出来る。このような冠帽の出土は全国でも類例は少なく、朝鮮慶州〈新羅の古都〉金冠塚からも立派なものが出土していて、冠帽は大陸から我が国にもたらされたものであろうといわれている。
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ほかに、おなじく関係ある古墳としては、 「行方郡玉造町三昧塚古墳」があげられており、また、石室に色彩のある壁画古墳が二つあげられていた。もちろん、関係あるところはそれだけではなかったが、たとえば、県史編さん室にあった『茨城の地名』により、右のうちの行方郡「道田郷」だった北浦村要地区のそこをみると、ここには鹿島神社、観音寺、かきの木遺跡、古尾本遺跡、ドンビン塚古墳群、堂目木古墳群、大峯古墳群、などなどがあった。
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三昧塚古墳は、茨城県行方市沖洲にある古墳。形状は前方後円墳。
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