三々五々たむろ

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  • 異獣に憑かれた人たちが三々五々たむろする、その奥の壁が水飴のように盛り上がった。 梶尾真治『精霊探偵』より引用
  • 赤い着物を裾みじかく着て、三々五々たむろする、「かむろ」とよばれた黒髪の子供たちの絵が、ページいっぱいに描かれていて、私はこんなうつくしいものがこの世にあったのかと、何度もその箇所をひらいて、行ったことのないむかしの京の町を想像した。 須賀敦子『遠い朝の本たち』より引用
  • どこもかしこも人で埋まった王宮、三々五々たむろしてテーべのかの二勇士のことを論じたり取りざたし合っている。 チョーサー/繁尾久訳『精選カンタベリ物語』より引用
  • 勘十を連れて、先鋒隊と同時に清洲きよすを出、途中から先鋒隊よりはるかに先きになって、墨俣についてみると、つつみのかげに、去年約束した若者らが、三々五々たむろして、待っていた。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
  • 出口のあちこちにはハチマキをしめ、揃いのTシャツを着たやせっぽちの少年たちが三々五々たむろしていた。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』より引用