一頻り

全て 副詞
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  • それからまた議論がはじまり、一頻りあってみんなが支那服の方を見る。 久世光彦『陛下』より引用
  • 美女達はその手を取ってほらあなの中へ入ったが、歓び笑う声が一頻ひとしきり聞えてきた。 田中貢太郎『美女を盗む鬼神』より引用
  • 子供は一頻ひとしきり想像して痛がると、今度は自分から顔をあげてたずねた。 喬林知『今日からマ王 第07巻 いつかマのつく夕暮れに!』より引用
  • 一頻ひとしきり叫び終えたおばさんが、おれの杖と顔を見比べてから近寄ってきた。 喬林知『今日からマ王 第04巻 「明日はマのつく風が吹く!」』より引用
  • 一頻ひとしきり首の運動を強制され、包帯で雪景色ゆきげしきを演出している頭がかすみがかった。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 02 善意の指針は悪意』より引用
  • 彼がさびしく同意すると、妻は寝たままで、一頻ひとしきり彼の無能を云うのであった。 原民喜『秋日記』より引用
  • 彼女は一頻ひとしきり笑い、細めた目で、どこか空の遠くの方をうかがった。 矢作俊彦『リンゴォ・キッドの休日』より引用
  • 軍人さんたちが顔を赤くして一頻ひとしきしやべりまくると、支那服がポツリと何か言う。 久世光彦『陛下』より引用
  • 昨夜ゆうべ一頻ひとしきり雨が降っていましたが、この辺にもはげしい夕立ちがあったのでしょうか? 橘外男『墓が呼んでいる』より引用
  • また一頻り笑ひ残して縁側へ腰をおろし、靴を履きはぢめた。 坂口安吾『麓』より引用
  • 窓から差し込む真昼の日差しに目を焼かれながら、身体を一頻ひとしきり観察する。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 01 幸せの背景は不幸』より引用
  • その翌日は夕方から暴風雨になって一頻ひとしきり荒れたが十時過ぎになってぱったりんだ。 田中貢太郎『牡蠣船』より引用
  • 一頻り合戦が続いた後、一匹の馬が飛び出して来た。 原民喜『童話』より引用
  • 取り敢えず笑いが収まるまで一頻り待ってから、オレは次の話を促す。 同人『魔法使いの夜~Wicth on the Holy Night~』より引用
  • 彼女は一頻り悦んだ後、傍らに立つ黒い霧の塊に微笑みかけた。 成田悪悟『FAKE/states night』より引用
  • 夜の中華街で、この女の話が一頻ひとしきりもてはやされていた。 矢作俊彦『リンゴォ・キッドの休日』より引用
  • 一頻ひとしき抗議こうぎしてはみたものの、野球をたしなむ者として、ルールブックに記載きさいされた条項じょうこうには弱い。 喬林知『今日からマ王 第04巻 「明日はマのつく風が吹く!」』より引用
  • タールトンは残った騎兵と一旦戦場に駆け戻りワシントンの部隊と一頻り戦った後に戦場から離脱した。
  • 冥界から来たご先祖様のお盆観光ツアーも、一頻り顕界を堪能すると満足げに戻っていった。 ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』より引用
  • 見ている間に一つ一つの赤い火は手と手を繋いでゆくように線を成してゆき、やがて一文字になると一頻りぱっと燃え上がる。 中村正『元首の謀叛』より引用
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