一言半句の挨拶

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  • 東京に帰ってから叔母おば五十川いそがわ女史の所へは帰った事だけを知らせては置いたが、どっちからも訪問は元よりの事一言半句いちごんはんく挨拶あいさつもなかった。 有島武郎『或る女』より引用
  • 東京に帰ってから叔母と五十川女史のところへは帰ったことだけを知らせておいたが、どっちからも訪問はもとよりのこと一言半句の挨拶もなかった。 有島武郎『或る女』より引用
  • 果てはただ一立身の捷逕しょうけいとして、死すとも去らじと思える参謀本部の位置まで、一言半句の挨拶あいさつもなくはぎとられて、このごろまで牛馬うしうま同様に思いし師団の一士官とならんとは。 徳冨蘆花『小説 不如帰 』より引用
  • 涙ながらに、このような思いにふけっていると、いきなり土牢の扉があくので、見るとダルヴィルです、一言半句の挨拶あいさつもなく、照らしていた蝋燭ろうそくを床に置くと、野獣のようにあたしに襲いかかって来ました。 サド/澁澤龍彦訳『美徳の不幸』より引用