一言半句

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  • 明らかにユダヤ人が書いたものには一言半句もそんな言葉は出てこない。 ベンダサン『日本人とユダヤ人』より引用
  • しかも美しいことに彼は自社製品の宣伝は一言半句も入れていないのだ。 開高健『パニック・裸の王様』より引用
  • そのような一言半句にも先生は極めてプラクチカルな指示を与えられた。 中谷宇吉郎『指導者としての寺田先生』より引用
  • その人は、ことさら私の意を迎えるような一言半句をも口にしなかった。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 一言もいわない、一言半句も口に出てこないほど、彼は緊張していた。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(下)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • わたしは彼の語ったことを一言半句ももらすことなくおぼえている。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(上)』より引用
  • 私は名編集長の一言半句も聞きもらさないように敬聴したものである。 矢口純『酒を愛する男の酒』より引用
  • 彼はあのひとに書いた手紙を一言半句も信じてやしない。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(下)』より引用
  • ねえ君、そうだろう、僕は決して一言半句もウソをつきはしなかっただろう。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 八千代の一言半句も聞きらすまいと懸命になっているようであった。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • だからわたしは、その一言半句をいつもおよび腰できいていた。 下田治美『愛を乞うひと』より引用
  • いや、僕の母そのものに就て、一言半句、僕に語つたことが無かつたのです。 三好十郎『肌の匂い』より引用
  • 勿論もちろん朝鮮語など一言半句も判らないが、何とか意思の疎通は出来る筈である。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • たがいに、必要最小限なこと以外、一言半句もしゃべろうとしないのだ。 山田正紀『贋作ゲーム』より引用
  • 調教師の家に帰りつくまで、友はそれ以上、一言半句いちごんはんくもしゃべらなかった。 ドイル/鈴木幸夫訳『コナン・ドイル ホームズの回想(1)』より引用
  • あの子はまだあなたの云ったことばを一言半句まちがえずに覚えていたのを、知っているか。 栗本薫『真夜中の天使6』より引用
  • それからの二人の言葉は一言半句も聞取る事は出来なかった。 松本泰『日蔭の街』より引用
  • 私には妻に言うべき一言半句の用意もなかった。 チェーホフ・アントン『妻』より引用
  • 娘は親のきくことに一言半句の返事もしない。 坂口安吾『孤独閑談』より引用
  • と云われた時は流石さすがの春見も面色めんしょく土の如くになって、一言半句いちごんはんくも有りません。 鈴木行三『西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝』より引用
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一言半句 の使われ方