一見

全て 名詞 副詞
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  • そのためには彼は一見彼に利益らしく見える結果にも惑わされない。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 一見、予言と歴史とは逆のことだと思うかもしれませんが、そうではない。 大澤真幸『戦後の思想空間』より引用
  • 一見、線が細そうなのに、強い目をした彼女のことなら多少は知っている。 今野緒雪『マリア様がみてる 19 イン ライブラリー』より引用
  • 一見このグループの立場は進歩的であり、発展の線に沿ったものらしく見えた。 宮本百合子『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』より引用
  • 一見して久慈は、嘘を真事らしく告白している男の表情を見てとった。 横光利一『旅愁』より引用
  • 十七日の殺人事件によつて一見利益を得たと思われるのはさだ子及び伊達だ。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • とりわけ古典的な書物には一見無駄に思われるようなところのあるものである。 三木清『如何に読書すべきか』より引用
  • お松もまた一見してその驚きと喜びとは、想像に余りあることでありました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 全員が一見してわたしを、秘密を知った部外者だと察知したのだろう。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』より引用
  • 僕が演じたのは、一見おとなしそうで、無害で優しそうな男なんだよね。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • 名ざさない場合には、だれにも一見して明らかであるような諷刺ふうしを用いた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 日本精神の提唱は一見自由主義に対する抑制であるかのように見える。 戸坂潤『辞典』より引用
  • 彼は一見して前後の事情を判断し得るような人物であった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 一見、冷たそうに見える表情の奥に、熱っぽい女のにおいが伝わってくる。 泡坂妻夫『斜光』より引用
  • 一見すれば無造作に画いたやうであつて、その実極めて用意周到である。 正岡子規『病牀六尺』より引用
  • 一家の窮迫の状は6の時よりひどくなっている事が一見してわかる。 三好十郎『その人を知らず』より引用
  • これは一見付会ふかいの観あるが、再考すればおおいにありそうなことである。 牧逸馬『女肉を料理する男』より引用
  • 自分じぶん少年せうねんとは四五十間隔けんへだたつてたが自分じぶんは一けんして志村しむらであることをつた。 国木田独歩『画の悲み』より引用
  • これは一見封建的の古い思想のように見えるが決してそうでない。 倉田百三『学生と先哲』より引用
  • そこと正文夫婦の住む母家おもやとの間には一見して判る気風の相違が現れてゐた。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
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