一見荒唐無稽

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  • 一見荒唐無稽のようではあるが、土着の怪奇話にはよくあるパターンだ。 柴田よしき『好きよ』より引用
  • これならば、催眠電波のようなものを使ったという、一見荒唐無稽な仮説も成り立つかも知れない。 柴田よしき『好きよ』より引用
  • 渡辺のこの考え方は一見荒唐無稽にも思える。
  • ゆったりとした頬と氷のような瞳は、たしかにいままでも一見荒唐無稽こうとうむけいとみえた世上さまざまの怪事を笑殺し、剔抉てつけつしてきた強靭きようじんな理性をあらわしているのに、声はかすかにふるえていた。 山田風太郎『忍者月影抄』より引用
  • われわれが一見荒唐無稽なこの物語に共感を抱くとすれば、正に、われわれもまた確乎かくこ不動の現實に自足することのできない時代に生きてゐることを、自ら發見してゐるのである。 村松剛『三島由紀夫の世界』より引用
  • こどもの姿、こどもの心の動き、こどもの感じる世界、ひいてはこどもの楽しむ一見荒唐無稽な物語は、大人にとっては、しばしば自分を映し出す正直な鏡である。 赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』より引用
  • しかして同時に、このロクロ首が、油、または下水その他の不浄の水をなめる習癖あるがため、翌朝に到りて口中に悪臭を感ずるものなることは、この種の怪談、または絵画等によって説明され来たりたるところにして、一見荒唐無稽の空説なるがごとく見ゆるもけっして左に非ず。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用