一見

全て 名詞 副詞
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  • 一見理想的に見えますが、実は一つの会社に社長が二人いるようなもの。 高尾学館『天中殺占い』より引用
  • この解説には一見たしかに何等の政治的意見も含まれていないのが常だ。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 酒や飯は一見いちげんの客にはどれほど質の悪いものを出されるかわからない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅳ』より引用
  • それは一見かの強権を敵としているようであるけれども、そうではない。 石川啄木『時代閉塞の現状』より引用
  • 用もないのに道をきいたりしたのは、あの男を一見したかったんだね? ドイル『赤髪組合』より引用
  • まだ四十をしていくつにもならないというのが、一けん五十四五にえる。 邦枝完二『おせん』より引用
  • あまりな勢急さであるために一見すると完全に瞑目してゐる通りに見えた。 牧野信一『沼辺より』より引用
  • だからそれは文芸現象を説明するには一見極めて恰好のようにも見える。 戸坂潤『現代唯物論講話』より引用
  • とにかくその男を一見してみなければ気持がおさまらなくなったのである。 坂口安吾『桂馬の幻想』より引用
  • 誰が見ても米友とほかの人とは一見して区別がつくのであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • その野差刀も、武蔵は一見したことがあるが、生れからの野差刀ではない。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 一見もの静かなご老人の頭の中で、実は大変な冒険がおこなわれている。 赤瀬川原平『老人力 全一冊』より引用
  • 私もまだ一見していないが、その屏風は以前から著名なものであった。 吉川英治『随筆 宮本武蔵』より引用
  • 彼らを一見して区別するのは茶碗に蓋がついているかいないかだけなのである。 開高健『新しい天体』より引用
  • リンゼーの友愛結婚は一見、この結婚条件の改良を意味しているようだ。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • かくて吾々は一見全く異るように見える処の二つの方法概念を得る。 戸坂潤『科学方法論』より引用
  • これらの焼物は一見して他の国のものと違うほどその特長を示します。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • これは一見奇妙なようではあるが、よく考えてみるとむしろ当然な事でもある。 寺田寅彦『化け物の進化』より引用
  • そういうことと、肉体的な印象が、義竜を一見愚鈍にみせるのであろう。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 女としての私にある一すじな心、それは一見何という単純さでしょう。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
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