一端

全て 名詞
3,399 の用例 (0.01 秒)
  • だからそこにはあるいは愚かしい私らの考えの一端があるかも知れない。 大島亮吉『涸沢の岩小屋のある夜のこと』より引用
  • 今日は、その夢の秘密の一端に迫りそうなものを見たので書いてみよう。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • それから頸の一端がどこにも武器で斬られたらしい跡のない事を見せた。 田部隆次『ろくろ首』より引用
  • そうやって眺めている眼の前で、おむすびの一端が崩れて地面に落ちた。 森瑤子『恋の放浪者』より引用
  • そしてどうやらこれはかれの才能のほんの一端にすぎないらしいのである。 エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』より引用
  • それは短い鉄の棒に似たもので、一端は猟用のやりのようにとがっていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • トミーはゆっくりと通りの一端まで歩き、再びもとの位置に戻って来た。 クリスティ/一ノ瀬直二訳『秘密組織』より引用
  • だが、むろんここではほんの一端に触れるだけで我慢するよりほかない。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • なぜわたしにその秘密の一端なりと、残しておいてくれなかったのだ? チャペック/深町眞理子訳『RUR -ロッサム世界ロボット製作所』より引用
  • ここに模写という観念の最も根本的な権利の一端が現われているのだ。 戸坂潤『認識論とは何か』より引用
  • 彼女のほおに付いていた白い羽毛の一端が、反絵の呼吸のために揺れていた。 横光利一『日輪』より引用
  • 日本人の集団意識がどう形成されるかの一端をのぞいたように思えたのである。 呉善花『スカートの風』より引用
  • 吉田はそのさまに、千草が彼を好きな理由の一端いったんを見たような気がした。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第09巻』より引用
  • ところが、よく考えてみると、彼女の過失の責任の一端はぼくにあった。 プレヴォ/鈴木豊訳『マノン・レスコオ』より引用
  • 政治集会とは、次の大統領選挙のための、選挙運動の一端ということだ。 片岡義男『日本語の外へ(上)』より引用
  • どうしちゃったんだろうという理由の一端を、祐巳は知っている気がした。 今野緒雪『マリア様がみてる 01』より引用
  • アフリカ野牛の角を思わせる形だが、一端は朝顔形に大きく開いている。 P・J・ファーマー『地球の壁の裏に』より引用
  • また実際そうかも知れんが、幼心おさなごころで、自分じゃ一端いっぱし親を思ったつもりで。 泉鏡花『薬草取』より引用
  • その本にはその名の通り、時から力を引き出す秘密の一端が記されている。 清野静『時載りリンネ!1 はじまりの本』より引用
  • 読者はこれで、怪談が夏に多い理由の一端を理解されたことであろう。 中村希明『怪談の科学―幽霊はなぜ現れる』より引用
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