一段と

全て 副詞
3,107 の用例 (0.01 秒)
  • 彼は自分の考えやことばを持ち、一段と熱のある自由な生活をしていた。 ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』より引用
  • いいながらもさらにまた一段とその決意を深めていくような様子だった。 正岡容『小説 円朝』より引用
  • それは彼らの目には最初に建てた時よりも一段と美しいとさえ見えた。 オーウェル/佐山栄太郎訳『動物農場』より引用
  • だが一段と具合が悪くて、何を聞いても、言っていることが分からない。 畠中恵『ねこのばば』より引用
  • 人々はこの混乱期に一段と生活難となり、そこから脱出できないでいた。 宮原安春『軽井沢物語』より引用
  • それには技術改良を進め、一段と小型・軽量化を進めなければならない。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 最後に、白鉢巻をした学生長は一段と声をあげて第四会則を読みあげた。 荒俣宏『帝都物語5』より引用
  • かれらはデントンのことを一段と興味ある眼つきで眺めるようになった。 ウェルズ/浜野輝訳『ダヴィドソンの眼の異常な体験』より引用
  • 家を出たころと比べて、故障個所の悪化は一段と進行してしまったようだ。 川又千秋『狂走団』より引用
  • ただでさえ、深いのきのせいで薄暗い廊下ろうかが、今日は一段と暗い気がする。 新田一実『暗闇の狩人 霊感探偵倶楽部』より引用
  • またしても大声をあげてみせると、大尉は一段と満足したようすである。 田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 白銀の谷』より引用
  • 御心配に報いるためには、一段とありったけの力を出して努力をします。 モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』より引用
  • ねちねちした声を一段とはりあげ、非難をこめた調子で言うのであった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』より引用
  • 一段と高い場所まで登ったからだろう、中にいても風の唸りが耳に届く。 宮部みゆき『ICO 霧の城』より引用
  • 彼女のような普通人よりも一段と優れた、美しい人種に見えるからなのだ。 コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』より引用
  • 現実の物語を書くのにくらべ一段と孤独な作業なのではないだろうか。 星新一『きまぐれ星のメモ』より引用
  • カウンターの飲み場、床は一段と低く、テーブル席は窓際まどぎわになっている。 松本清張『過ぎゆく日暦』より引用
  • 長崎の町は、かえってそのために一段と活気がみなぎったほどであった。 辻邦生『天草の雅歌』より引用
  • 最近は一段と強くなり、おかげでここ数ケ月は羽生の話題ばかりである。 河口俊彦『人生の棋譜 この一局』より引用
  • 日本国内では軍部による国民生活のめつけが一段と強化されていた。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
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