一旦自分

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  • 男子たる者、一旦自分で道を選んだ以上、簡単に捨ててはなりません。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • 内田がナイフを手に山神の背後へ迫ると、刃を一旦自分の脇腹まで引く。 赤川次郎『眠りを殺した少女』より引用
  • 下着姿になった翼は一旦自分の部屋まで階段を上り、扉を開けた。 山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
  • が、彼らが一旦自分に向うとなると、皆その膜を頭からかぶっている。 菊池寛『忠直卿行状記』より引用
  • 亜紀は、一旦いったん自分の部屋へ上って、財布を取って来ると、足早に外へ出た。 赤川次郎『くちづけ 上』より引用
  • 口から煙草を放す時、煙草を持った手を一旦自分の眼のあたりまで上げてからおろす。 川上宗薫『感度の問題』より引用
  • 頭を乱暴らんぼうき、目つきをするどとがらせて、竜児は一旦いったん自分の席へ戻る。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第01巻』より引用
  • ホテルに着くと、一旦自分の部屋に戻り、煙草を二本吸ってから頼江の部屋の電話を鳴らしてみた。 東野圭吾『幻夜』より引用
  • 一旦自分の性質を露出してしまえば、もう引き返すことなんかできないんだよ。 西尾維新『零崎双識の人間試験(全話)』より引用
  • 一旦自分の部屋へ帰って、小平とお咲とへ事情を話して、三人で切ってはいることにしよう。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 母は一旦自分の所有するあらゆるものを犠牲にして子供に生を与えた以上、また余りのあらゆるものを犠牲にして、その生を守護しなければなるまい。 夏目漱石『道草』より引用
  • 紀子は、受話器に伸ばしかけた手を一旦いったん自分のほおにあて、目だけをわずかに上に向け、天井の一点を見た。 鈴木光司『仄暗い水の底から』より引用
  • 決心を固めるとすぐに、前二回と同様の手順でO市に向かい、一旦自分の部屋へ戻った。 綾辻行人『十角館の殺人』より引用
  • ところが一旦自分の方へ。 国枝史郎『前記天満焼』より引用
  • 竜二と一緒に東京へ帰る事にした私は、前夜、一旦自分の家へ帰り、迎えがてら、朝から竜二の家に来ていた。 辻内智貴『セイジ』より引用
  • 半七は一旦自分の家へ帰って、子分の松吉を呼んだ。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 男が七百石のあるじであるとないとを別問題にして、彼女は一旦自分の魂に浸みついたこの恋を生涯かき消そうとは思っていなかった。 岡本綺堂『番町皿屋敷』より引用
  • それより、一旦自分の頭を冷やしてから前向きの態度で問題を解決すべく相手と対決したほうが、はるかに効果的だという。
  • 自分が一旦自分で約束して、内心の変化があろうとも、そう雑作なく相手にめいわくをかけてはいけない。 宮本百合子『日記』より引用
  • 一旦自分の眼にとまった以上、見す見す人殺しを見逃がすことは出来ないと云い張った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
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