一旦緩急

41 の用例 (0.01 秒)
  • 一旦いつたん緩急あればの非常のために、この体制が必要なのだと言われる。 秋山駿『人生の検証』より引用
  • いまは平時だが、一旦緩急ある時は、死なばもろともという間柄である。 向田邦子『あ・うん』より引用
  • 一旦緩急があったらなんとかして切りぬけさせるつもりなんだ。 久生十蘭『金狼』より引用
  • これは剛直の人物じゃから、一旦いつたん緩急のときは、おそらく登用されるであろう。 陳舜臣『秘本三国志 01 (一)』より引用
  • そもそもかの一件は、そのときも布告したごとく、国に一旦緩急いつたんかんきゆうの際の諸士の勇力を知らんがためであった。 山田風太郎『忍法笑い陰陽師』より引用
  • 一体、江戸時代における大名の家は軍隊組織になっていて、一旦緩急ある場合にはいつでも出動出来ることにしておかなければならなかった。 海音寺潮五郎『史談と史論(上)』より引用
  • 一旦緩急の夜の玉門関地帯を眼に浮かべると、なかなか美しい。 井上靖『私の西域紀行(上)』より引用
  • 一旦緩急というのは、どういうことなのだろう。 久世光彦『陛下』より引用
  • 一旦緩急のときはこれを背負い逃げてくれと、江知家の婆さんに依頼されあれば、雨の闇夜を江知家に駈けつける。 山田風太郎『戦中派不戦日記』より引用
  • 一旦緩急のときはいまである。 山田風太郎『忍法笑い陰陽師』より引用
  • 一旦緩急の際は、幕府の命によって出陣しなければならず、軍役が禄高によってきまっている。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(一)』より引用
  • 乱暴にいうが、あんなもの、それこそ一旦緩急あれば、どこかにすっ飛んでしまうはずである。 養老孟司『無思想の発見』より引用
  • 皇室に対して忠であることは、「一旦緩急あれば義勇公に奉ずる」ことであった。 和辻哲郎『蝸牛の角』より引用
  • 一旦緩急あれば義勇を以て公に奉ずるのみならず、個人が日々の勤労は直接または間接に国家のために計っているのです。 与謝野晶子『婦人も参政権を要求す』より引用
  • しかし、一旦緩急の際にはどうなる。 半村良『回転扉』より引用
  • 今日の韓国では一旦緩急いったんかんきゅうの場合にそなえて、高速道路はジェット戦闘機の滑走路に使用できるようにつくられているそうだが、これなども後藤の発想の応用と見ていいだろう。 小堺昭三『男の切れ味(中)』より引用
  • そこで政治力にすぐれた海相は、魚雷の開発を遠距離低速度用と、近距離高速度用の二種類をひそかに命じ、一旦緩急に備えたという。 半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』より引用
  • それに倫理の講堂では、一旦緩急あらば、義勇公に奉じ云々うんぬんと毎々聞いている。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • それに倫理の講堂では、一旦緩急あらば、義勇公に奉じ云々と毎々聞いて居る。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • そのために彼らはコサックの自由団体として住み、ふだんは農業や漁業に従事し、一旦緩急かんきゆうのあるときはいっせいに立ち上がった。 ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』より引用
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