一挙

全て 名詞
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  • 今夜の一挙が兵部としては非常な英断だということもよくわかっている。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • 今までの長い時間の空白を、その笑いで一挙に埋めてしまうかのように。 福永武彦『風土』より引用
  • また一挙に敵に殲滅的打撃を与える決戦兵器ができなければなりません。 石原莞爾『最終戦争論』より引用
  • 議論を一挙に終結してしまいたいと言う意思が強くつき上げてきたらしい。 南條範夫『山岡鉄舟(二)』より引用
  • それは日本語の文章の領域を、一挙に拡大してみせた、と云えましょう。 中村真一郎『文章読本』より引用
  • あれだけ印刷された文章ホリックだったのが一挙に十分の一になった。 森瑤子『ジンは心を酔わせるの』より引用
  • 金に置き換えられていた人間関係の未熟さが一挙に噴き出るだけである。 橋本治『二十世紀(下)』より引用
  • こちらが空虚になっては、一挙におしよせてくることが目に見えている。 海音寺潮五郎『天と地と(一)』より引用
  • この際一挙に満州国をつくろうという一派との間に小さな衝突があった。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用
  • 私がもたらした悲しみは年老いた兄上を一挙にぎ倒しかねないものなのだ。 シェイクスピア/福田恆存訳『タイタス・アンドロニカス』より引用
  • ところが或る人間の一切の希望を一言で一挙に粉砕するとなると事は別です。 ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • あなたの根気と執念が二十三年まえの事件まで一挙に解決したんですから。 横溝正史『金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄』より引用
  • 全篇のストーリーを一挙に真実化するのがホントのトリックではないか。 夢野久作『探偵小説漫想』より引用
  • ゆきなやんでいた秀頼上洛のことが一挙に解決したのはその直後である。 山田風太郎『忍法流水抄』より引用
  • あらたに発生した膨大な力場によって一挙に吸収されてしまったのだ。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ2) グレー・レンズマン』より引用
  • 破壊すべきものを一挙に破壊してしまうのさ、それだけのことだよ。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
  • といっても、実際には一挙に宗匠的生活を捨て切れたわけではないであろう。 井本農一『芭蕉=その人生と芸術』より引用
  • 大兵を一挙投入して勝利を確実にする兵法の正道は埒外に置かれている。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • 自分の心の中にある疚しいものを、一挙にほじり出されたような気がした。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • その嫉視がここに来て一挙に表に出て来たという感じでもあった。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
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