一兵卒

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  • 彼はこの地位に達するまでに二十年間一兵卒として勤務したのであった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 銃をとって、戦闘に参加した一兵卒の立場から戦争のことを書いてみたい。 黒島伝治『戦争について』より引用
  • しかしこの旗上げには、どうしても一兵卒として参加したいと思った。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • だが、今、彼は、一兵卒の柿本の銃の前に、一個の生物でしかなかった。 黒島伝治『武装せる市街』より引用
  • その軍勢のうちにおいては、一兵卒といえども将軍と同じく英雄であった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 上将軍 間牒に出した、信用の置かれる一兵卒が、 今岩を降りて来ます。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 一兵卒に扮して街に出はじめたのも、ちょうどそれと同じ頃だった。 塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』より引用
  • しがない一兵卒となってもぼくの能力を発揮することはできない。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 指揮官の少佐が必ずしも一兵卒ダニングを信用しきってはいなかったからだ。 ビアス『ビアス怪異譚(2)』より引用
  • 指揮官でこれなのだから、一兵卒の装備などないも同様だった。 塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』より引用
  • そのときは、不肖児島も一兵卒として参加することにやぶさかではない。 山田風太郎『ラスプーチンが来た 山田風太郎明治小説全集11』より引用
  • 十二年で一兵卒から大尉にまで昇進したとなると、驚異的な大出世だ。 茅田砂胡『スカーレット・ウィザード 第01巻』より引用
  • 優秀な外交官の卵が入って来たのに、一兵卒にとられて戦死でもされては損失である。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』より引用
  • そのころの私は、ただの一兵卒で、哨舎の前の椅子に静かに腰をおろしていた。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(2)』より引用
  • 敗戦後なら一兵卒から軍司令官にいたるまでみんな捕虜だから問題にならない。 結城昌治『死者と栄光への挽歌』より引用
  • 一兵卒というのがイヴンのことで、小者というのが少女のことらしい。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第04巻』より引用
  • そのためには一兵卒で討つより大将の方がやりいいだろうと。 大槻ケンヂ『のほほん人間革命』より引用
  • それこそ藤木みたいな才能のあるやつが、何万人も一兵卒として殺されてしまうのだ。 福永武彦『草の花』より引用
  • 「どこどこ作戦」となれば一兵卒にも作戦内容を教えてくれます。 尾上松緑『松緑芸話』より引用
  • これを書いている五十三歳の現在でも一兵卒である。 開高健『(耳の物語2) 夜と陽炎』より引用
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