ピュラス
全て
名詞
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だが、いよいよその子が、お産の難儀を助けられるお産の神に光明界へ連れ出され、太陽の光を眼に見たとき、この娘のほうを、アクトルの子で、武男を謳われたエケクレスが、自分の屋敷へ連れていった、数知れぬほどおびただしい結納を贈ったうえで。また子供のほうは、年老いたピュラスが、大切にみとりながら育てていった、まるで自分の息子でもあるかのように、可愛がって。また第三の部隊を宰領していたのは武神アレスの伴侶というペイサンドロスで、マイマロスの子として、ミュルミドンの全軍中でも、槍を取っては並ぶ者のない巧者であった、ペレウスの子の親友を除外してのことではあるが。
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パンディオン二世〔巻六〕とピュリア〔レレクスの孫ピュラスの娘、巻七〕との息子、したがってアエゲウス〔巻七〕、パラス〔同〕らの兄弟。